ページ

2015/05/16

ことしも

 第4回福岡ポエイチの、閲覧室に『百葉』1-9号を、ことしもまた配置していただけることになりました。

 さいきんは、のろのろと書いたり書かなかったり、日々のことごとにかまけて生きておりますが、20年来、世間的にはふらふら、不安定な暮らしぶりにもかかわらず、詩を書きつづけたいという気もちはかわっていません。

 しかし、いまだ蓄積というものからとおく、ものを語るにしてもいつもなにかが足りない、欠落していると感じるのはあいかわらずだ。むかしほどではないにせよ人見知りで、体力と気力に欠け、いつも聞き役にまわることがおおい。損ばかりしていると思う。
 
 そんな人間でも、表現への意志はある。詩でも、しゃしんでも(へたな絵は、お休みしている。考えなしに着色していいのか、ためらっている)、あまりぱっとしないが、地道に、細く長く、臆病だけれどもつづけたい。

ブログ アーカイブ