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2019/11/06

おしゃま11/06の日記 7-4=3の衝撃

なにかとボコボコな日々をおくっております、おしゃまです。

百葉16号ですが、場合によっては越年するかもです。
2ページ空いてしまっているのですが
なにかじぶんで書き下ろすか
割り付けをくふうするか、どちらかでなんとかしようと思います。

また一篇詩を書くとなると、みじかいものとはいえ
時間がかかるなあというお話しです。

***

おしゃまは、Special Favorite Musicという7人編成のバンドもすきで、
これからブレイクしていくのをたのしみにしていたのですが、
なんと10月に4人脱退ですって。。。
7-4=3で以後は同じ名義のバンドとして活動していくってことですが、
それって、むかしむかし、吉良知彦と上野洋子のZABADAKが
一時吉良知彦を筆頭にメンズのみのユニットに変わったときの
ショックに近いなあと。

若いひとたちの集まりだったし、何があったか知らないが
袂を分かつことがあってもふしぎはないのではありますが
なんだか寂しいです。

**********************************

さて。
以下は過疎blogならではのたわごとです。

ストレスザクザクな日常に対して、耐性がないのが
おしゃまの弱点なのです。
そんなわたしのようなポンコツ中年にも、
やさしい言葉をかけてくださる方はいらっしゃるのだなと
思った11月6日でした。

満水になっていた心のなかから、
急に水が引いて、からっぽになったような気がしたのでした。
いい意味でのからっぽ。
そして、なんとなくからだが1㎝くらい浮き上がったような
ほわーっとした気持ちになったのです。

なんのことだかわからなくてもいいよ…




2019/10/30

次の「百葉」は冬発行予定 編集開始します

写真のことばかりつづけて投稿してきましたが、
ちゃんと詩も書いておりました。

きょう、夏ごろから練りに練っていた詩を書き終えました。
ほぼこの一篇にかかりっきりでしたが、
ノートの日付をみたら、その最初は6月でした。
9月ぐらいだったつもりでしたが、もっと前だったのです。

もうまもなく11月ですものね。
途中でさすがに「夏」の一文字は置き換えましたが、
それにしても。

また書いた詩が3つになりましたので、
またも冷え冷えとした詩ばかりで、冬発行予定の
「百葉」の編集を始めたいと思います。

まだ一篇はタイトルすら決めてなかった、、、

表紙の写真もえらんでないですね。



2019/10/27

トイカメラの分解掃除 おしゃま10/27の日記 

しばらくまえに部屋のどこかから引っ張り出した、
学研「大人の科学」の35㎜判ピンホールカメラ。

分解したはずみで、ピンホールレンズがどこかにいってしまい、
これではオブジェにもならないよと、おもしろくない気分だったのですが。

 おまけみたいに附属していた、単玉のプラレンズを発掘しましたよ!笑

かなり汚れていたので、ここまで分解して掃除しました。
シャッターユニットの蓋を間違えてあけてしまい一瞬焦りましたが、
部品を飛ばしたわけではないのでわけなく復元できました。

いまどきのように、針穴写真用の露出計アプリがあるわけでもなく。
ピンホールとしては1回くらい使っただけで、あきらめて放置していたわけですが。

プラレンズ発見で、もともとぼんやりした写真も表現としてはすきなおしゃま、
使ってみたくなりました。
しかもセルフコッキングではないので、
巻き上げなければ何度でも多重露光が可能ときている。

ちかぢかフィルムを入れてみるつもりです。

2019/09/08

武田さんのラジオ番組「手紙」で

台風が近づいているせいか、風があるのに
肌にまとわりつくような湿気が暑さを倍加させて、
もう秋だとばかり思っていたのに、きついですね。

今回もお知らせです。
仙台のコミュニティFM「ラジオ3」で
日曜午前10時に「手紙」という番組があります。
武田こうじさんがDJをつとめるのですが
その名の通り、基本的には武田さんと
立場も肩書もさまざまなひとたちとの
手紙のやりとりがメインの時間です。

むかしは「往復書簡」なんていいましたね……

その番組内で、八森との手紙が放送されます。
じつはきょう1回目の放送だったのですが、
来週再放送が同じ時間帯にあるので、きょうお聞きになれなかったみなさま、
よろしければきいてみてくださいませ。

もちろん今の時代なので、ストリーミングでも聞けます。
スマートフォンでもきけるアプリがありますので
よろしくお願いいたします。

これから東北地方も台風シーズン。
西のみなさまももちろんですが、
備えは万全に、お気をつけておすごしください。


2019/09/01

せんだい21アンデパンダン展 初出展します

9月になりました。
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋……
たとえば春にこういった惹句がつかないのはなぜなのでしょう。

まあ、それは、ともかく。
毎年開催されている、せんだい21アンデパンダン展ですが、
ことし、おしゃまも初めて出展いたします。

色鉛筆画を一枚、つたないものですが
展示させていただくことになりました。

仙台市内のギャラリーなどが主会場なのですけれど、
おしゃまは、青葉区双葉ケ丘の「ギャラリー越後」と決まりました。

気がついたらサイトでも発表になっていたので、取り急ぎお知らせです。

9月24日から10月6日まで。
お近くの方は、おしゃまのみならず、多彩な作品をみてあるいてくださいませ。
よろしくどうぞ。

http://sendai21-independants.com/

2019/08/21

期限切れフィルムと多重露光

もう「残暑」の時期に入りました。
ひところに比べたら、だいぶ涼しい日もありますが
まだちょっと油断ならないですね。

きのうは長袖ででかけたおしゃまです。

フィルムの消費はまたひと着きに一本くらいのペースに戻りましたが、
先日ローライ35でははじめて、多重露光を試みてみました。

また2002年期限切れのフィルムで…
いつもの写真屋さんで通常現像できる古いフィルムは
せいぜい20年が限度かなあと思うほど、いい感じに劣化した仕上がりでした。
1984年のフジカラーF-2だと、東京のフジカラーに送られて
(特殊扱いで手現像されるそうです。送料もかかるようになってしまった)
フロンティア(お店に置いてあるでっかいスキャナとプリンタ)で焼くのも一苦労なので
このくらいが撮る側としても扱いやすい。
でも持ち駒が…在庫がだいぶ減ってきました。
パトローネ回収(→コレクション=また捨てられないものが増える)前提で
三菱カラーフィルムなんてものも使わなくてはならないでしょうか、いずれ。


それにしても多重露光って、もちろん偶然のウエイトが大きいのですが
(狙って絵作りしてる人は別)、普通に撮ってもなかなか浮かんでこない
おしゃまの内面がよりくっきり写しだされる気がいたします。
内向きなんだけれど、言葉が浮かぶのですね。
今後も深く追求すべき手法ではないかと、先日のプリントをみて
思った次第です。

*お願い*
みなさまのご自宅やご実家に眠っている古いフィルムがありましたら
お譲りいただけないでしょうか。
なんらかの形でお礼はさせていただきます。」
(ポストカードにして差し上げたりするのは如何でしょうか)
詩誌百葉に記載のメアド宛にご連絡くださいますと喜びます。
よろしくお願いいたします。

2019/08/11

おしゃま8月11日の日記

きのう歯科に急患扱いでみてもらいましたが、
以前治療した奥歯の下から出ていた膿が溜まっていたことが判明、
重大な案件ではなくて安心しましたが、
今晩夕食食べてたら仮の詰め物がとれてしまいました。

「キャラメルなどくっつくものは食べないよう」言われてましたが
大人になってからキャラメル買ったことが、たぶんないんだけど……
ソーセージだめだったかな?笑

道理でへんだと思っていました。
治療したのになんで痛いのかな、とは思いつつ
放置してたのです。

ひとまず大事には至らず、ということでした。
受診前には大雑把に形見分けのことを考えていたのですが。。。

2019/08/10

おしゃま8月10日の日記 歯ぐきの異変

みなさま、お暑うございますね…
お元気でいらっしゃいますでしょうか。

仙台も連日30℃を越える気温の日がつづき、
まいにち汗だくです。



いま午前1時なのですが、ちょっと睡るどころではない
気分なので、あいかわらずの過疎blogに書いておきたいことが。

じつは、ここ半年以内のことなのですが
右下の歯ぐきに、大豆状の口内炎のようなものができていて
気になっていました。

夜中にふと舌で触ってみると、当初に比べて
若干硬くなっているような気がしたので、
ぐーぐるで調べてみたところ、
案の定わるい病気らしいことが、うすうすわかってきました。

これ、口腔がんじゃね?



最近、聡明ですてきなある人のことをすきになって(おしゃまは未婚です)
その人のために、転職してもっとばりばり働かなくちゃ、と
思っていたのですが。。。

まだ死んでる場合ではないので、明日、盆休み直前のかかりつけの歯科に
でんわしてみます。

ほんと、まだ死んでいる場合ぢゃない!

2019/07/07

『百葉』15号 配本完了しました

個人詩誌『百葉』15号ですが、仙台周辺のお店などで置いてもらっております。

純喫茶・星港夜 シンガポールナイト(仙台市青葉区上杉)
Book Cafe 火星の庭(仙台市青葉区本町)
書本&cafe Magellan(マゼラン、仙台市青葉区春日町)
コトリコーヒー(多賀城市)
nonnkey(のんきぃ、仙台市青葉区一番町)
ギャラリーチフリグリ(仙台市宮城野区五輪)
DESIGN LABO necco SENDAI(仙台市青葉区一番町)

今号よりnecco SENDAIさんにも置いていただけるようになりました。
各店のみなさまには、いつもお世話になっております。
いずれも数に限りがあります。
フリーペーパーの配置場所をよーく探してみてください。

きょうは仙台文学館に13~15号を寄贈しに出かけて、
かえりに発送用のふくろを買ってきました。
今月下旬くらいには、noteでの販売も開始したいのですが
すこしずれ込むことも考えられます。

友人知人のみなさまも、もうしばらくお待ちくださいませ。

2019/06/22

おしゃま6月22日の日記 紙詰まりにいらいらしたり

きょうは朝のうち雨がぱらついていたものの、
日中は雨も上がって明るくなったりしたので
午後配本に行ってきました。

帰宅して夕食後、
自室のプリンタで百葉15の印刷をしましたが、
湿度が高いせいか、紙送りのトラブル続発。
ずいぶん反故も出たうえに、時間と神経もロスしてしまい
半分くらいで中断しました。

いちいちプリンタを監視して
マウス片手にすぐ印刷中止ボタンを押せる態勢…疲れました。

印刷開始時の湿度約50%。
エアコンの除湿運転しながらで
ようやく40%ちかくまで下がりましたが
5月くらいまででしたら30%がふつうの部屋ですので
だいぶ高い。

風呂上がりに(風呂といってもシャワーしかないのですが)
風呂場の換気扇を回したままねると、もっと下がりますが
朝起きてのどがからからになるレベルだったりして
そこまではエアコンではやらないのでしょうねきっと。

きょう24枚撮りフィルム撮り終えました。
まだ巻き戻しは慣れないせいか
一時ノブが回らず、あれ?と思うときがありました。
こんどローライのヘビーユーザーである友人にきいてみます。

2019/06/18

おしゃま6月18日の日記 虹がでていたよ!

きょうの夕方、虹が架かっていました。

とおくの地面ちかくから、180度のアーチを描いて、
もう一方はおそらく丘の向こうまで、という
半円形の大きな虹でした。

「地平から/半円形の虹が立ち」と以前詩に書いたことがあったのですが、
過去の『百葉』に収録したかどうか……

ほんとに小雨程度の雨が、ぱらっと降ったときで、
すかさずコンタックスとローライで数カットずつ撮りました。
(たまたま、2台ともにフィルムが入ってました)
iPhoneやデジでは撮っていません、、、現像するまでお見せできないのが
ざんねんですが。

あの虹ぜんぶ、ふつうのカメラで一枚のカットで収めようとしたら、
広角28㎜でもたぶん足りなかったかも知れません。
でも24㎜とか21㎜なんて、ふつうの人は持ってないですよね。
(スマートフォンのカメラは相当広角側に振ってる気がするけど)


きのうも書いた、ローライ35用ネックストラップ、今夜届きました。
社外品なんで、輪っかのところが細いスプリットのリングになってたりして
うっかり抜けたりしないか気になりますが、気にしながら使うことにしましょう。
長すぎない、ちょうどいいサイズではないかと思います。



最近は朝の地下鉄で詩を書いていることが多いです。
始発駅から乗れて、ほんのすこし待てば座れるので、そんなことができるのですが。

隣りや周囲に読書をしている人が座っていると安心します。
お願いなので、おしゃまの隣りでスマホを横にしてゲームをしないでください、笑
いい歳した中高年のスーツ着た黒い人たちでも、現代ではふつうにやってますね。
子ども時代から初代ファミコンがあった世代なので、仕方ないのですが
わたしは買ってもらったことも、欲しいと思ったこともなかったので
いまだにあの方々の気持ちがわかりません。
わかってたまるか的な気分です。

おっと話しがそれました。
以前はセントロペンの万年筆を、電車内でもへいきで使っていましたが、
ちょっとちかごろ気後れして、ブルーブラックのボールペンを使います。
机の上で書くときは別です。とうぜんですが。

ことしになって、ある詩人さんから同人誌のゲストとして
書いてくれませんか、と願ってもないご依頼をいただきました。
7月ごろには…と言われていたので、百葉の最新号を出したばかりなのに
思うところあってせっせと執筆しているのですが
その後連絡がなく……
こっちからメールしてみようかしらん。
冬はほんとに落ち込み気味で、暗く低調な感じの詩を書いていたのですが
春以降はわりとポジティブな気分でおります。

たぶん、ローライのおかげなのだと思います。
単純かもしれないですが、カメラを変えると写真が変わる、というのは
じぶんの気分が変わる、という意味なのかなと考えたりもしました。



ここ数週間は夜コーヒーを飲んでも
22時を過ぎるともう眠いです。
春ぐらいまでは、0時過ぎにねても
翌朝5時起きが平気だったのに。。。


というわけで、長くなりましたがきょうはここらで。

2019/06/17

おしゃま6月17日の日記

仙台も梅雨入りしてしばらく経ち、ときどき晴れの日もありますが
それらしい雨天の日がおおく、まあふつうの6月になっていますね。

そんななか、ローライ35用のネックストラップを注文しました。
巻き上げ=シャッターチャージが左手側にあるなど、
両手で操作しなくてはならないカメラなので、
とくに傘を持っていては、思うように撮影ができない。
かといってぬらすわけにはいかず、沈胴式のレンズ・シャッターユニット、
鏡筒部分に水滴が付くだけで、内部の腐食=故障などがなによりこわい。

そんなとき、せめて落下のリスクを減らして
安心して使えるようにしたく、ストラップを買ったわけです。
まあ、風雨がつよい時には、やはり取り出さないに越したことはないのですが、
雨天時でなければ撮れないシーンだってあるのでね。


さて、百葉15の配本は、あと2か所を残すくらいになりました。
すべて配本し終えたら、次は友人知人への発送、
そして今号から、noteというサイトで(おしゃま名義で登録しています)
有料の投稿を購入していただくことで、郵送料などを支払っていただければ
遠方の方に販売することができるようにしたく、計画しています。

そして、数年前のポエケットで販売したことのある、
おしゃまのフォトブックも、再版および
新たなヴァージョンの作成などをして、
おなじように販売できたらとも思うのです。

準備ができましたら、当blogにもリンクを貼ります。
通常ほとんど訪問者がいないところですので、
たんなるお知らせ以上のものにはなりませんが……

noteではおしゃまの写真をいろいろアップしていますので、
お時間があればですが、どうぞご覧ください。








2019/06/04

百葉 10年目の15号 印刷開始、で…

個人詩誌『百葉』15号の版下ができたので、
早速印刷と製本を開始しました。

今回から、厚手の両面印刷に適した用紙を採用しました。
100枚で1,000えんするのですが……
表紙のカラー写真と、そのうらの2ページ目の裏写りが少ないように
気を使ってみました。
印刷物としては、だいぶいい印象ではあります。

今号もすべてじぶんの詩で頁を埋めました。
久々の?夏の発行でもあり、季節感を気にして書いたのですよー
14号は冬に冬の詩で、いかにも寒々としたものでしたので。

思えば10年前の第一号も、夏の発行でした。
偶然なのですが、そうなりました。

発行日は7月1日ですが、例によって早めに配本するところもあると思います。
配置していただくお店については、またご案内させていただきます。



2019/05/29

ほんとはなにを撮りたいの?

また写真の話しが続きます。

ローライ35、買ってまだ一週間経ってないのに
もう2本目のフィルムもなかばを過ぎるペースで撮りつづけています。

現像代が空恐ろしいことになりそうですが……
とにかく楽しいのは否定のしようがありません。

で・す・が……

改めて、おしゃまはなにを撮ってどうしたいのか
またわからなくなりつつあるのです。

主に写しているのは風景ですが
ここ1年くらい、基本的に仙台近郊を離れていないこともあり
(2月に半日程度東京に滞在しましたが)
撮影場所が決まりきっているというのが実際のところで。

また街なかでスナップを撮ろうとすることもありますが
内面的に、それどういう必然性があるのだ、と言われると
答えがみつかりません。
ゆえに、めったに他人には見せられない感じです。

もともと、じぶんの写真をギャラリーなどで展示したいと思ったのは
以前仙台にあった、カロスギャラリー(閉廊して久しいですね…)に
ときどき出入りしていたのがきっかけでしたが
最初は、古い古い期限切れフィルムで「写ってしまった」風景を
心象風景的なものと重ねてみた作品でした。

昨年(もう一年以上も経ってしまいました)の写真展では
みずからの昏い宿命からの脱却をイメージして作品を並べましたが
その後はどうなっているでしょうか。
あんまり変わってないんじゃないかな。

ローライを買うまで、撮影のペースが落ちていたのは
おしゃま自身の気分、境遇を変えられない焦りみたいなものが
写真では表現しきれないほど重かったことが遠因です。
写真表現を通して、現在を変えていこうという意思はむだだったのか。
幻想だったのか?

考え込んでしまいますが
それはそれとして日々の撮影はつづいています。
多分に趣味的な要素が強いのですが
それって、もともとじゃないかとも思うので
むりにやめることもないのです、けれど。

数をたくさん撮って、取捨選択のくりかえしで
みえてくるものもあるはずです。
結局はそこに賭けるしかないと
他力本願ながら(もっとも択ぶのはじぶん自身ですが)思うのです。



2019/05/26

Rollei 35がやってきた


最近は写真、カメラの話しばかり書いている気がしますが
詩作はあいかわらず、せっせとノートに書いているわりには
内向的なことばかり、低調な気がしますので
また機会があれば(要は気が向いたらね)書くことにさせてください。


上の写真のカメラですね。ローライ35といいます。
カメラ人類にとっては有名すぎるくらい有名な
元祖高級コンパクトカメラと呼ばれる名機です。

いろんなバージョンがあるのですけれど
これは初期の西ドイツ本国製ではなく シンガポール工場製ですが
レンズはローライのライセンス生産ではなく
カールツァイス テッサー40㎜f3.5が付いています。

円形のフードが目立ちますがこれは社外品
レンズの左右にあるダイアルは 絞りとシャッタースピード
フルマニュアルの機械式です。

とても状態のいい個体を店頭でみかけて
直ぐに購入の意思は固まりました。
操作感はソリッドといいますか 適度な手ごたえがあります。

左手で巻き上げするのですが これは右利きのおしゃまでもすぐ慣れたというか
違和感がなかったです。

友人ふたりがユーザーだったりして なんとなく欲しかったのは事実で
フィルムの銀塩カメラを買うのは 一昨年以来かな?
「日本の」高級コンパクトのはしりと言われる
京セラ製のコンタックスTも 昨年の写真展の大半の撮影に使い
いまも愛用していますが 本国製ツァイスの写りはいかに?
試し撮りの24枚撮りフィルム あすくらいには
撮り切るいきおいです。

やはり銀塩のクラシックカメラは楽しいです。
レンズは旧いものを付けても やはりデジはデジで
(Q10ももちろん好きではあるのですが)
やはりファインダーがあるのはいいなと 改めて思った次第です。

一時コンタックスGシリーズなども気になってはいたのですが
レンズ群はすばらしいと聞いてはいたものの
使用感はコンパクトカメラ的だともいいますし なにより価格的に手が出ない。
なんだか重そうでもあり もうペンFT以外の一眼レフは
使わないだろうと思うおしゃまには 縁のないカメラだったのです。

それは ともかく……
これと前述のコンタックスTをメインに またおしゃまの写真は回っていきます。
最近出番のないオリンパスXAなどには また別の役割を考えています。
手放す気は毛頭ありませんので……

6月にもなっていないのに、だいぶ暑い日が増えてきました。
みなさまもつつがなくおすごしください。





2019/04/05

ペンタックスQ10と、シネレンズで遊ぶ

こちらではけっこうご無沙汰しております。
もう4月なのですね、、、

おしゃまは、一時個人的な懊悩はあったものの
いまはまた元気にしております。



さて、カメラ人類たるおしゃまは
久しぶりに、出来心でカメラを衝動買いしてしまいました。
フィルムのカメラを偏愛するわたしではありますが
今回は中古のデジタルカメラ、ペンタックスQ10です。

いまどきデジの例にもれず
これもヴューファインダーがないのですが
じっさい手に取ってみて、この可愛いサイズに似合わず
しっかりした手応えと、かっちりした操作感が気に入り
即日お持ち帰りしてしまいました。

標準ズームレンズ02と一緒に買ったのですが
これ、写り自体はふつう…なんですよね。



Qの初号機が出たころ、「日本カメラ」誌上で、お元気だったころの
赤瀬川原平さんが、散歩しながらのスナップにQを使っている記事があり
この前数年ぶりでよみ返し、いいなあと思ったのでした。

そして、この小さな小さなミラーレス機でも、マウントアダプタを介して
オールドレンズが使えるのはちらっときいていました。

で、買った直後から、Dマウントレンズとアダプタを探しはじめ
2週目には、奥で調達したレンズ一式揃ったのでした。

アクセサリシューに載っているのは、ガチャで以前引いたキヤノン。
このミニチュアでレンズ交換ができるという逸品。

市塚光学 KINE-SANKYO 1:1.9 f=13mm

こんな小さなレンズなのですが、じつはDマウントというのは
8㎜映画用カメラのレンズマウントだったのです。
8㎜といっても、8㎜ビデオのことではないのですよ……歳がバレるよ

そう、映画用のシネレンズときいて、思い出したのが
清岡卓行さんの有名な詩、『氷った焔』所収の
「愉快なシネカメラ」という作品です。
手許に清岡さんの現代詩文庫がある方は、よみ返していただけるといいかなと。
あるいはよんだことのある方には、思い出していただきたく。(引用は憚られるので)

この詩に登場する「かれ」はなにものなのか、まあ知らなくても差し支えないのですが、
かれが撮影につかっていたムービーカメラも8㎜だったかも知れないなあ…と
詩とカメラと両方すきなおしゃまは想像をめぐらしておりました。


さっそくテストしたので、なん枚かご覧に入れましょう。






やはり絞りを開放気味にすると柔らかく、絞り込むとそれなりにシャープになる。
絞り優先オートで、レンズの絞りリングと距離リングを操作する、
フィルムカメラのような感覚が、デジで手軽に楽しめて
当面このレンズをつけっぱなしで撮りあるくことになりそうです。

開放1.9で遠景を撮ったら、ISO200の設定で1/6400秒というシャッタースピードでした。
(たぶん上の一枚目がそれ)
だいぶ明るいので、夜間でも結構いけるのでは?と思います。




2019/01/01

2019年

みなさま、明けましておめでとうございます。

どんな新年をお迎えでしょうか。

わたしは、純喫茶・星港夜 シンガポールナイトで年越しコーヒーを
いただいて、あたらしい年になってからそそくさとタクシーで帰宅。

昼ちかくまでぷかぷかとねむりました。

お昼にお餅などいただいて、ご近所がしんと静まりかえっているので
夕方までPCの電源も入れず、音楽もきかずに
詩のノートに向かい、あらたに詩想を練っておりました。

午後のコーヒーを淹れたら、また睡くなってしまい……

一年のスタートとしては、良かったのではと思います。



さて。
いいかげん中年街道まっしぐらで、将来も夢もあったものではないので
先には目標と予定があるばかりです。

春くらいを皮切りに、朗読会をなんどか開きたいなということは
昨年来考えていました。

長期目標としては
2、3年先をめどに、
またささやかな写真展ができたらと思いますが、
こちらはまだとっかかり、直ぐにできることではないので
実現しそうになったら、あらためて。

まだ現実は厳しく、どこで足をとられるかわかったものではないのですが……



本年もよろしくお願い申し上げます。


みなさまにおかれましても、充実した一年になりますように!


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