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2023/12/31

大晦日

ご無沙汰しております。

いつのまにやら、大晦日の夜になっていました。
ことしも、仙台に移転する前から通い詰めてきた
純喫茶星港夜での年越しに行こかと思うのですが
外はあと2時間あまりにわたって雨の予報。

歳の暮れに、こんな時間(18時)に部屋でだらだら「待機」しているなんて
めずらしい。なん年ぶりなんだろう。

そう、来年2024年の春で、仙台に引っ越してから10年になります。
そのまえにも9年、近隣の市で一人暮らしをしていたのですが
TVなし生活はそれ以来つづいているので、まもなく19年目!

思えば、仙台のヨドバシに家電を買いにきた日に
駅西口にあった十字屋の催事場で、仙台で最後となった
中古カメラフェアがひらかれていて
おしゃまはTVを買わずにそちらへ向かい
オリンパスOMズイコー(おーえむでじたるなんちゃらのやつではない)
50mm f3.5マクロを買い、
トークショーのゲスト、飯田鉄さんに著書に署名をもらったのです。
2005年3月ですよ。

そういやことしそのOM-4tiとレンズ一式
またもや売却することとなってしまいました。
結局小型軽量を売りとするオリンパスのフィルムカメラでも
フルサイズ一眼レフはなんか合わなかったのですね。

機材をたくさん持っていても、収納にも困り
出番がないカメラはどんどん隅に追いやられる現状ですので。
しかも夏にはオリンパス光学ペンFTを再びお迎えして
そちらに一眼レフの主軸が移ったというね。


またカメラの話しばかりになった。

どうやら雨雲レーダーみても、午前の予報よりかは早く小雨が止みそうです。
なのでそろそろでかけますね。

急ぎ足であれですが、良いお年をお迎えくださいませ。


2022/11/10

おりんと命名しました(笑)

またもやご無沙汰をしております。

先日コンビニから帰るとき、すぐ傍でペチンという音がして、みると電柱の下に熟れた柿が落ちてました。

カラスの仕業でした。

秋も深まってきたね、と受けとるか、危なかった、爆撃を受けたととるかは自由ですけれども、後者だとウクライナや紛争地域で命からがら生きているみなさまに申し訳なくなります。

わたしは爆撃ととりましたが(おい)

さいきんコーヒーで生きているのではと思うほど、頻繁に喫茶でコーヒーのんでおります。

行きつけの純喫茶・星港夜 シンガポールナイトの閉店予告の日が来月末に迫っていますし。

ほかにSARP併設の喫茶frame、同じ場所でframeのあとの時間帯に営業する星空カフェにもしばしば足を運んでいます。

いずれも、おしゃまにとってかけがえない場所です。

それだけにまた行きつけの喫茶店が閉店するのは、なんとも言えず…
マスターの言動に含みがのこっているのに望みをつなぐか。



さて

この写真をご覧になってください。

向かって左は、もう10年以上わたしの手許にあるオリンパス光学XA。

右は…?

先日ブッコフの訳あり品コーナーから救出してきた、オリンパス光学35EDです。

シャッター切れません、ということで1,980えんだったのです。

そりゃ電子シャッターだもの電池なきゃ切れんよね、と思いつつ、店頭では電池室開けられず、つまりチェックできなかったので一抹の不安をかかえて帰宅後開けてみたら…腐食もなくきれいでした。

水銀電池抜かれていたのが幸いしたのだろうと思います。

軽く整備…遮光用のモルトプレーン貼り替えただけですよ…して電池つめてみたのですけれども、どうも絞りとシャッター速度が怪しい気がする。

手持ちの本によれば。

1/125秒までは開放、それ以上、1/800まではプログラム式AEなのだとか。

夜間外に出て空シャッター切ったとき、街灯が明るいせいもあってかスローシャッター4秒を確認できなくてね。

試し撮りしているいまも、なんか信用ならない気がいたしますが。

ひとまずこのカメラ、単純ですがおりんと命名しました。

XAはオリンパです。単純にすぎる?

コンタックスTは、ときにコンタと呼んだりします。

……それはともかく

いずれも連動距離計を備えたコンパクトカメラですが
おなじオリンパス光学製でも、発売年が5年ちがうだけで、こんなに違うのです。

金属機械カメラとプラカメの転換期を象徴するような二台ですね。
内部機構的には基本的に同じ、電子シャッターですが
XAは小型化と独創的な機構のためか、直すのは面倒らしいです。
おしゃまの部屋はカメラの分解修理なんかにはまるで適さないので一切やりませんが。

その他の近況!

先月プリンタ2台粗大ごみに出しました。
10年ほど使ったキヤノンの複合機がPCと通信しなくなり、以前実家でいらないか言われていた、これもキヤノンの単機能プリンタをもらったのですが、半月も経たないうちに突然死しました。

プリンタないと百葉や画報の制作に支障を来すので
早いうちに、手ごろな価格の複合機を調達します。

なにしろ4ページの画報をフルカラー印刷すると、コンビニでは1部100えん。
10部で1,000えん、100部で10,000えん。それだけでプリンタ買えますわ。

次の画報の表紙絵まだ書いてないにもかかわらず。

なんでも、いまどき紙媒体で「画報」のような発信をしてるのが
仙台でもめずらしいそうで。

面白がってくださる方からお声がけをいただくことがときどきあり
まだまだつづけなくちゃと思う次第なのであります。

個人事業主ではないのでなんにもなりませんが、プリンタ代インク代は
おしゃまにとっては必要経費です(きっぱり)。

百葉は次の号で20号め、おしゃま画報も10号めの節目ですし。
百葉は来年になります。目下一篇ちまちま推敲している最中です。

気長にお待ちいただければ。




2022/09/20

おしゃま、写真に悩む、迷う

ご無沙汰しております。
いろいろ現実は忙しく、あっという間に数か月空けてしまいました。

そのあいだに、もともと中古で安く友人から売ってもらったBPOパソコン、
Windows10が2度目のクラッシュで再インストール。
たしか一回目は昨年秋。
その後電源強化して(もちじぶんで交換したのよ)再インストールして
いろいろソフトとかフリーフォントとかだいぶ復旧させた頃になってドン。

まあ、今回は24時間以内にふっかつさせましたが
あーあ、またいちゅーんずも飛んでしまった…
めんどうなのでまたCDリッピングする気になれず
部屋ではほんとにひっさびさに、CDプレーヤで音楽きくことにしました。

よって今回からダウンロードフォルダを
写真保存メインの内蔵型HDDに移動しました。
あとはひまをみてフリーフォント再ダウンロードですな。
それをやらないとまた印刷物制作できません。

CS2は前回から同じように移動させていたので問題ないはず。


仙台写真月間というのが毎年9月に開催なのですが
ことしの最初の週に観にいきましたら、ひとりの作者が在廊していたので
できれば話をききながらみたかったのです、けどね。
その人は知り合いだか取り巻きだか知らないが人とずっとしゃべっていて
おしゃまなんかはガン無視。
おまけに立ち話している場所が、展示室の入口で入るに入れず
じきにわたしはみる気をなくしていまい、さっさと帰りましたよ。

帰る途中、運転していてふと
なんか以前にも同じことがあったなあ……たぶんその時も同じ人だったかも!
思い出して無性に口惜しくなりました。然るのちかなしくなりましたね。

それで2週にわたり展示を見ずに距離を置いていたのですが、一応面識のある気さくなお兄さんの週になって、ちょっと見たくなって行きました。
毎週末アーティストトークがあるのでそれも見るつもりで行ったのですが
なんか聞きに来る人たちもみんな知り合いみたいなのね。

もともと山形にある芸工大の学閥色がつよいイヴェントなのですが
それゆえか知ってる人たちで固まっていて、おしゃまのような一匹狼が行っても
アウェイ感強烈でしてね。
結局始まる前に外にでていてまたそのまま帰りましたん。

なんだろう? 写真表現と団体主義ってなんの関係もないですよね。
本来創作は孤独な営為だとわたしなんかは思うわけですが
耐えられないんでしょうか。
そして徒党を組むんだからなあ。


そんなどうでもいい人たちの話はもうやめましょう。

わたくしおしゃま自身は、
いま思い描いているようには撮れず書けずで、なやんでいます。

ことしの南東北は結局、夏がないようなものでした。
ずっと梅雨がつづいていたと言ってもいい。

その間隙をぬうように、北は盛岡、南は松川浦と飛びまわっていましたが
すこし前に載せた盛岡での数枚を除いては、たんなる旅の写真でしかない。

いやそれはある程度企図していたもので、旅のあいまの写真から
わたしの写真のテーマが浮かび上がるかな、と期待していましたが
そんな虫のいい話しはないようでした。

18日、3連休の中日には栗原市へ行ってきて
7月に詰めたフィルム、やっと撮りおわりました。
都合でまだ未現像ですが、そのなかに一部ですが、
おしゃまが10代のころから無意識的に撮り続けてきたものが写っています。

べつに目新しいテーマではまったくないのですが、
その奥深くに、ねむっている心のキイがあればと願うばかりです。

そうそうこの半年くらい、カラーネガフィルム品薄ですよね。
きょう台風が行ってしまったばかりで電車通勤でしたので
「いつものカメラ屋さん」コセキで買いたかったのですが定休日。
東口のヨドバシの「お隣」キタムラ買取センターにもなく
最後にキタムラの「お隣」に行ったら、ありましたロモグラフィー100。
3本セット売りなのでちと金額は大きいのですが、1本あたりだと約1200えん。
次いつ買えるか不透明なので押さえました。

フィルム入っていないカメラを持ち歩くのは、なんだかむなしく感じるのです。
カメラという形から入って、十数年してやっと写真のほうまできたのですから。

以前仙台にあった写真専門のギャラリ、カロスギャラリーのアーカイブサイトに
わたしが2回グループ展に参加した時の写真もおさめられています。
ほかの方の写真もとてもいいです。一見の価値があります。

**

芸術としての写真を目指すのであれば、
仲間うちでなれあいでやっていてはだめで
切迫感というか、真剣勝負というか
そうでありたいと願う…妄想かも知れないけど。












2022/07/04

盛岡で多重露光してきたり

6月はなんにも書かなかったですね。ご無沙汰してます。おしゃまです。

6月中旬の日曜日、盛岡へ行ってまいりました。
そうです、原付二種で…

「20代の子がやるような」と友人に言われたりしましたが、深夜2時に仙台出発。
盛岡着9時半。
ことの顛末はnoteに書いたし、道すがらインスタにも写真上げてたのでここでは繰り返しませんが、行けども行けども着かない感がして。
いや岩手県だって広いわけですが、宮城県との県境越えるまででもすごく時間かかった。


それで、目的は「文フリ岩手」を見に行くことでした。
仙台の詩人さんおふたり出店されてましたし、以前寄稿してくださった岩手の方も別ジャンルの創作物をひっさげて参加されていました。

そして、数年ぶりの岩手旅行、盛岡訪問で、多重露光で撮りたいという思いがありました。
できればCONTAX Tも連れて行きたかったけど、連動距離計がずれて無限遠がでなくなっていたので(現在調整してもらっています、札幌で)、今回はオリンパスXAを久々に持っていったのでした。

現像したものをみると、こちらもやや無限遠があまいかな? と思ったけど
多重露光は、ずれまくりながらも1枚は見れるものが撮れた…自画自賛みたいだけどほんの1,2枚ですからね。



縦位置と横位置がクロスしてますが、おしゃまの多重露光にはつきものです(汗)

この手の写真をもっと撮りたいと思ったし、多重露光の写真だけ展示してみたいなとも思ったのでした。



そう「百葉」18・19号とも表紙写真は多重露光でしたね。
またぽつぽつ、あたらしく詩のノートに書きつけはじめていますが、例によって一朝一夕には書けそうにありません。

10号くらいまでは推敲と言ってもあっさりしたものでしたが、ここ数年はむしろ推敲に時間をかけるようになりました。
詩の言葉を練っているとね、それも時間と手間をかけていると、いろいろ思いもかけない思いつきやたくらみ、さらには「降って」くるものがあって、苦しいときもあるもののそこを抜ければ書き上げたときの嬉しさが数倍にもなるのです。

若い頃にはわからなかった。
長く書き続けてきてようやくわかってきた。
詩は青春の文学だなんて、夭折した詩人の伝説を鵜呑みにして甘ったれたことを言ってはいけない。
だからほんとうにいい素質をもっている若い詩人さんには、ずっと書いて書いてほしいと思う。さっさとやめてしまうようでは、若気の至りと斬って捨てられるぞ。



2022/01/25

OLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO 50mm f1.4で撮ってみた

さむいですね!  みなさまオートロンに負けず…ペンタックス好きでもおっさんしか覚えてないわ…ズミクロンにも負けずにつつがなくおすごしでしょうか。

2022年も写真づいています、おしゃまです。

意味不明のだぢゃれからきょうは書き始めましたが、
ペンタックスはデジのQ10(売却)と、現有機Qと
そのはるか昔、学生の時親から借りたたぶんAF一眼レフを
短期間使っていましたっけ。
いまとなっては機種名も思い出せず
ただレンズをどっかにぶつけてこっそり修理に出したことだけは覚えている。
すねっかじりだったくせにどこにそんな銭が…いま当時のわたしが別にいたら
張り倒したいです。

まだ実家のどこかにありそうだけど。
使ってないのは間違いないが、くれると言われてもいらん。

さて!前置きが長くなって申し訳ありません。
そうだペンタではなくてオリンパの話しをしたいのだった…

今月、またカメラ屋さんでOM-4tiにつける交換レンズを買ったのでした。
50mmf1.4 以前苦手だった焦点距離です。

いわゆる銀枠という、マイナーチェンジ前の
マルチコートされてないというレンズです。

純正フードがついています。
50mmf1.8、35mmf2.8にもつかえるものです。


当初は広角寄りの感覚でファインダーをのぞいて
入らないなあと後ろにさがることがありましたが…



慣れるとなかなか絶妙な感じで被写体が収まる感じが快く思えます。


旧電車通りの向かい側にある建物もうまくフレームに

広角ほどではないけれど 引きがとれれば遠景も苦手ではなく



わりと近くに寄れるのです。マクロレンズほどじゃないですが




曇り気味の空だったので、河原から上を見上げて開放で撮ってみたら
こんなに被写界深度が浅くなる。
1/500秒が限度のコンパクトカメラでは、たとえf2.8であっても
開放絞りを日中使うのは難しいものですが、
一眼レフだとこういう表現も可能なのだと知りました。
このカットについては好き嫌いあるでしょうけど。⇣



この前現像した分では、開放付近を多用したきらい無きにしもあらずで
赤城耕一さんが書いていたように、「少し絞り込んだだけで、急激にコントラストが増す」感覚を実感するには至っていないですが
久々の標準レンズ、いまになっていいものだと知りました。

2021/12/31

2021年、なにをしていたのでしょうか

ことしの暮れは数の子も餅も買いません、おしゃまです。

もう大晦日です。

休みが多いと非正規雇用のわたしの翌月分は少なくなっちゃうのですよね…泣
それでもなんとかこの過酷なころな時代2年目も生き抜きましたので、それだけでもよしとしなくては。

しっかし…この一年をふりかえろうかと思ったものの、
とくに成果があったわけでもない一年でしたからね。

「百葉」は一冊発行できただけでした。
なかなか遠くにも行けない情勢下、ぼやぼやしていたのですが
さいきん仙台の詩人さんから相次いで参加詩誌をご恵送いただきました。
改めていつものご厚誼に感謝いたします。

来年はねえ…また波が来なければちいさな朗読会ひらきたいなあ、、、

**

写真にかんしても、なにかを為したわけでもなんでもなく。
もちろんぜんぶ中古ですが、カメラをたびたび買ったあげく
年末にまた3台売って1台のOM-4tiに替えておしまい。
ことしどうして買ったのかと訝られても仕方ないものもあり。

***

詩においてもたいした活動がなかったのみならず、ことしはアンデパンダン展にも出さず
(やめとけばよかったのに五輪ピック強行するからだ)、ぽつぽつ描いた絵を一部で公開したのみでした。

みていただいた方には感謝申し上げます。

****


年末に、北陸の人、薄明さんから新刊の写真集を買わせていただきました。

「IN THE MIDDLE OF OUR WELL-KNOWN」と題されています。

中判フィルムですべて撮影されたとのこと。

基調として貫かれているのは、水平と垂直、ふたつの位相ではないかと感じました。
二本の軸がすうっと伸びているのがわかり、写真を撮り、近代詩を愛好し、すばらしく美しい字を書く薄明さんの、佇まいというか誠実で背筋の伸びた印象を、まだ会ったこともないのに思い浮かべることができます。

具体的に写っているのは金沢の街のスナップや日本海沿いの風景などで、
室生犀星をよんでいたとき想像していた、訪れたこともない金沢となんとなく二重写しになってみてたような、そんな気がいたしました。


*****

年越しは純喫茶・星港夜での最後(?)となる予定の年越し珈琲。

新年、って言ってももうあすなのですが、正月はねてるんじゃないかな。

そう、年末に久々のおしゃま動画3本目アップしました。
面倒だったので埋め込みはしませんが、YouTubeですので気兼ねなくリンクを押してみてくださいね。

これ視聴すると「ことし最後」のおまけがあったことがわかります!笑



では、、、みなさまよいお年を。




2021/12/19

布田直志写真展「いつもと違う日々 2回目接種」をみてきたり

みなさま、お寒うございますね。
先日スーパーでさっぽろ純連の醤油味(生ラーメンですね)をみつけて買いましたおしゃまです。
仙台にあるのでたまに食べに行くのです。あんまりほかのラーメン屋には入らないんですけどね。油そばは別にして。

きょうは夕方にギャラリーチフリグリへ。
写真展ときいて、来週末までとはきいたものの早く見たくて。

今回は写真集「いつもと違う日々」出版記念の写真展なのでしょう。
2回目接種とはなんぞや、と思ってましたがどうやらこのテーマで2回目らしい、でもうっかりしてて聞きそびれました。

テーマはころな渦中の家族の肖像、なのだと思います。
県内の、おそらく友人知人に取材して撮影した写真を中心にして編まれた写真集で、収録しなかった写真をおおく展示されたとのことでした。

来年で仙台に越してきて8年になるおしゃまですが、改めて市内でも知らない場所がおおくあるなと展示をみて思ったのですが、ここはわたしも撮りましたという場所が一枚あったのでそこを糸口に、同じ年の生まれである布田さんとずいぶんと話しがはずみました。

布田さんはお名前だけ20年ほどまえから偶然知っていましたが、お会いしたのはきょうがはじめてでした。

その経緯は個人的な話しもあるので、またいずれ。

さてさて。

かえってきてから思ったのですが、わたしは人を撮るのは不得手であり、まちあるき写真ばかり撮っていますが、それすらもむろん途上であると感じます。

古びた街、朽ちたもの、消えゆくものに対して撮りたいと思う気持ちが強く働くのですが…
来年はそこを突き詰めていきたいなと。

ただ漫然と写真を撮るだけでなく、その被写体にわたし自身のまなざしが映って(写って)いるような写真が撮りたいと思うのです。

**

さてさてさて。

このblogではおなじみ、またカメラ買いました報告です。
ことし最後の買い物はこちら。


あれ? 10月にOM-4買わんかった?
はい、こんどはOM-4tiブラックです。
OM-4前期型と、出番が少なくなった子たちを何台か下取りしてもらって、それに数千円足してお迎えしました。
前日にカメラ送別会をして前途の明るからんことを願って。


この表面処理がチタンボディの証、なのかな?
きっかけは前期型の電池の消耗が評判通り早く、少なくとも後期型、あればtiと思っていた折にお店に行ったら、なんとこの子が!
Googleでネットショップの相場をざっとみたら軒並み強気なお値段、それに比べればたいへん納得のいく価格でした。
もっともそれでも現金で全額は用意できない。。よって下取り作戦に出たわけですが、束になってかかっていったら予想以上の額になったというわけです。
きみたちのおかげです、いままで有難う。

手許に残ったカメラは、このtiとコンタックスT、139Q+テッサー、そしてXAです。
それとデジのペンタックスQね。

ことし買っておきながら早々に手放したものもあり、罪悪感もありますが…

なーんだまた結局一眼レフに回帰したじゃないか、はい!そうですね。
ことしこれといった成果は出せませんでしたが、来年はどうなるでしょ。

2021/10/31

コシナ20㎜f3.8 使ってみたら

OM-4の固めのシャッターダイヤルもややこなれてきた気がいたします。おしゃまです。
以前使用しておりましたOM-4は後期型でしたが、シャッターダイヤルが鬼のように固くて、たしかお店の保証期間中に調整を依頼した記憶があります。もうその個体は手放したので定かな記憶ではありませんが…これから寒くなったらいまの個体もどうなるか。

さて、noteに上げていないカットをこちらでご覧いただきましょう。
レンズはコシナ20㎜f3.8、いまはまだこれ1本しか保有してないOMマウントレンズです。


お店を出てすぐファインダーをのぞいて、急いで外でLOMO400を詰めたのですが、その結果1コマ目は衝撃の感光ぶりでした。




このあとすぐ用があっていつもの純喫茶・星港夜へ。
0.2mまで寄れるレンズで、開放付近での撮影でしたのでピントが不安でしたが、被写界深度が深いためかそんなに外してはいませんね。
もっともノートに書いてある文字は判読どころか写ってない?!
まあ夜の店内ですからこんなものでしょうか。




(超)広角っぽい、その効果のよくわかる? 急坂を上から撮ってみましたが、実際より急にはみえない、むしろ平坦なように錯覚してしまいませんか。空の青が鮮やかですね。UVフィルタは付けてますが、色彩の濃ゆい感じがなかなか好ましいです。



橋桁のわきの朽ちかけた鉄管が気になりましたが、やはり小さくしか写っていませんね。


とかく歪曲がどうとか、色調がどうとか、光量落ちがなどとけなされがちなレンズですが、そういう正確さはデジに求めればいいのであって、むしろこういうクセ玉ともいえる個性的なレンズはおもしろいとおしゃまは思いました。
とはいえ正統派、純正のZUIKOレンズもいずれ使ってみたいです。
でも日本光学やきやのん、旭光学に比べると流通量は少ないのかな? 相対的に安いのかどうか気になりますが。



もうあすから11月、ひと晩ねて起きたら世のなかどう変わっているか、変わってないのか確かめましょう。おしゃまみたいな万年アウェイな人間にとっては、非常に今後にかかわってきますのでね。

 


2021/10/21

コシナワイドアングル 20mmf3.8を買う

これだと決めたら一気に進む、おしゃまです。
カメラ買うときのことですが…笑

オリンパスOM-4をふたたび迎え入れて、さてレンズは?というわけで、たまたま在庫があった、信州中野のメーカーコシナ製の、20㎜f3.8という超広角レンズにしました。



いつごろの製品か不明なのですが、銀塩のOMマウントが現役の時代ですから、おそらく昭和時代でしょう。
web上であまりいい評判をみない…というか割とけなされているレンズですが、20㎜という焦点距離のレンズとしては安価だと思いましたので、オリンパス純正レンズより先にこっちを買いました。

いろんなマウントで発売されていたようですが、OM-4とのマッチングというかバランスは良いと思いました。
フィルター径が62㎜もあるのですが、そのためかテーブルの上に置くとちゃんと「正座」してくれます。

超広角というと、誇張された世界である云々とよく言われていますが、
そうなんでしょうか?
人間の肉眼、わりとシームレスに広い画角であるような意識があるもので、50㎜の標準レンズが人間の視覚に近い、という説明がピンとこないおしゃまには、こっちの方が自然に思えます。まあ遠近感でいえばたしかに違うのでしょうが…夕暮れの街でファインダーをのぞいてみて、感動にちかいものを覚えたのは事実です。ひさびさにOMの明るく大きいファインダーでみたからでしょうか。暗くなりかけでしたのでピントは不安ですが…

いずれ現像が上がったら何枚かお見せしたく思います。







2021/10/20

カメラがあると元気が出ます。近況

 けさ5日ぶんの洗濯物を外に出してでかけたら、あいほんの防災速報アプリから西の大雨の通知がばんばん来まして、仕事がおわって東からかえる頃には雨雲軍団が波状攻撃をかけてくる始末。もちろん帰宅しても洗濯物なんか部屋に入れられない……みなさまは如何だったでしょうか。おしゃまです。

こっそり市内数か所で配布した「おしゃま画報」vol.7掲載の、最近わたしが描いた絵が一部でウケているようで、春日町のマゼランさんのblogでかるく紹介していただいたりして、なんだかふしぎな気分です。

**

先日ローライ35を手放してしまいました。
じぶんで奥とかにだせばまるまる収益が得られるのはわかっているのですが
買うのはよくても売る方はなぜかハードルが高く、今回も買取に持って行ってそれなりの金額でした。
スローシャッターが不安定だと言われたのが意外で、出番が減るうちに調子が落ちてしまったのかも知れません。知らずにもし出品とかしてたらめんどうなことになってたかも。

それで、こんどはまた別の一眼レフを買いました。
以前使っていて、一旦手放したのと同じ機種です。
きょうの段階でまだレンズを調達できてないので、詳細は伏せておきますが
「歳だから」云々としばらく前に言ってたのに、やはりいろんなレンズが使いたくて、それも中古なのに買えない価格では意味がないので、純国内ブランドの一眼レフに回帰してしまいました。

手ばなしたときの理由に「わたしには使いこなせない」というのがあったのですが。
ローライをドナドナしてから見せてもらった某AF一眼レフ、なんと2千円台のプライスでしたが、手にとってもどこをどうしたらいいのかさっぱりわからず、すぐ返してしまいました。取説よまないとシャッター押すだけしかできないというのは、むろんわたしが無知なせいもあるものの、直感的に使い方がわかるMF一眼レフとは根本がちがう気がしました。
こんどのカメラは、当時の(もうすぐ40年前)フラッグシップ機で高機能でありながら操作系は明快なので、とても気に入っています。うまく使いこなせなかったのは、精神的余裕と時間的余裕がなかったからかな……

ともかくも、これからまた働いてもらうカメラが鞄に入っているだけで、気持ちが上がります。快い適度な緊張感がわいてきます。

2021/09/20

秋の夜長に、溜めていた宿題


きのう写真屋さん≫チフリグリ≫一旦帰宅して昼食≫SARP>マゼランと飛びまわり
つかれて夜は20時過ぎにはうとうとしてねてしまいました。

けさは祝日、午前中に西友で食料品買ってきてあとはくたーっとして、昼食後はねていました。

ねている間にamznに注文していたものが届いていました。


かねてからネガフィルムの整理…撮影済みのね…やらなきゃと思いつつ、手付かずでした。
ネガ封筒のまま専用の箱に保存しているという友人もいますが、箱に入れるのはいったん必要があって抜き出すとあと収拾がつかなくなるんですよね。

なのでwebでみたこのポケットを試すことにしました。
市販の30穴ファイルにファイリングできます。

開封するとこんな感じ。グレーの台紙はたぶん仕切りでしょう。
これで両面4箇所に収納できます。


さっそく入れてみました。
ひとまず新しい方から…古い方から探していくとなると最初から挫折するよ…
それでも間に挟まるはずのネガがすぐみつからず、なかなか難航しそうな気配。


お店スキャンでデータ化するようになった後は、PCにフォルダをつくって保存しているので順番はわかるのです。
現物を探すのに手間取る始末。


あと お知らせです。
来週29日からはじまる、せんだい21アンデパンダン展2021
ことしはエントリしませんでした。
7月末頃って、五輪ピックで取り返しのつかない世界になるんじゃないかと思っていましたから。
それにだいぶ近いことにはなりましたよね。

ついに責任をとることなく去っていくあの人には、腐った生卵でもなげてやりたいです。

それはともかく。
またおしゃま画報最新号つくらなくちゃとも思います。



2021/06/14

MINOX35EL

突然で恐縮ですが、写真撮りたい欲求より、カメラそのものへの欲求が上回るということはありませんか?

おしゃまは今度はこんなカメラを買ってしまったのですが…ちゃんとデジ2台ドナドナして、日々の200えん貯金でたまった50枚の100えん硬貨も両替して工面した数千円で購入したので、後ろ暗いことはなにもありません。

あいつ写真好きというよりはカメラオタクだから、と後ろ指をさされることは覚悟しております。

ミノックス35EL、1978年西ドイツ製です。

ローライ35と同じ目測式、京セラコンタックスTと同じフラップタイプの沈胴式ということで、なんとなく気になりだしたら止まらなくて…ヤシコンツァイス、ディスタゴンにもプラナーにも手が届かないこともあって、買おうと決めるまで時間はかからず。
カラーミノター35㎜f2.8の写りにも興味がありました。

このカメラ、ストラップを取り付けるアイレットがカメラ本体にはなく、ケースのほうについている。赤瀬川原平さんが尾辻克彦名義で書いたエッセイ集『カメラが欲しい』にも出てくるミノックス、目測式が苦手と後年書いていたから結局買わなかったのかも知れないが、同じ本のなかで「カメラケースはオムツみたいでかっこわるい」という意味のことを述べていらした。いまおしゃまはカメラバッグにて携帯するので、なるほどストラップは基本いらないしケースもじゃまである。
しかもこのケース、三脚穴がオフセットしているところにねじ込むので付けてしまうと「正座」ができず会釈、というか横坐りしてしまう。やはりないほうがすっきりしてよいと思う。
巻き上げはオリンパスXA同様のダイヤル式なのだけど、指がかかるレバーが付いていて2回巻く必要があり少しやっかい、しかもフィルム詰めると結構重くなる。
電子カメラなのですがスイッチが二重になってて、フラップがメインスイッチで、巻き上げレバーでシャッターチャージすると露出計の電源が入り、ファインダー内のシャッタースピード指標が動きます。巻き上げたら撮らないとバッテリードレインを起こすおそれあり。せっかくフラップ閉でシャッターロックがかかるのだからそんな心配をさせないで欲しかったが、1970年代の設計なのでそんなもんだと思いましょう。

プラ製のカメラだけど、精度が良いのか可動部はスムーズ、裏蓋もそのロックレバーも案外しっかり閉まる。沈胴式のレンズも、コンタックスTみたいに遮光幕は入っていないがそれで大丈夫なのだろうから大したものだと思います。

撮影距離は目測式の設定、絞りダイアルはいままでおしゃまが使ってきたカメラとは逆まわしだけれど、クリックがなく指一本でなんなく回せるから問題なかったです。
Tみたいにファインダーのぞきながら回すとなると、まだ不慣れだからか操作しにくいけど目測だから下の画像のように上からみて距離と絞りを決めればよいので。

で 実際撮り歩いてみると、シャッターチャンスに2回巻き上げレバー回すのがわずわらしいけれど、軽快に撮影できて楽しいです。

XA以来久しぶりの焦点距離35㎜もいいものです。

やはり撮りたいときに巻き上げなければならないのがこのカメラの「作法」なのだと思いますので、ここは人間のほうを適応させるのが早道でしょう。

また現像代がかさむよね……でも楽しみの代価としては適当だとは思います。
車乗り回すよりはるかに安いですよ。



2021/06/04

CONTAXT 2度目の修理から帰る

4月に、上カバーが変形した可哀想なコンタックスTの画像を投稿しました。

その後、札幌の小畑さんに相談したところ、中古のカバーと交換してもらえることになり、5月にふたたび発送したのですが、このたび交換終了して本日猫から受け取りました。




軍艦部左側の、フィルム巻き戻しクランクと感度設定ダイヤルが一体になっている横、
ここが構造上弱いそうで、鈑金しても金属疲労が…ということであっさり交換となりました。
交換前の部品がいっしょに帰ってきたのですが、シルミン系の軽金属製のこのカバー、すごく板厚が薄いのです。
T2以降も外装はチタンながら内部はプラスティック…というのもこのシリーズの伝統みたいね。
まあ中まですべて金属だったら重くなること請け合いですが。
そしてs/n(修理票にはボディナンバーと書かれてましたが)もこの上カバーに刻印されてる関係上、変わってしまう扱いとなっていました。
既に生産中止から30余年経っているので、当時のメーカー修理とどう違うか不明ですが
ともかくもそういうことで、ふたたび安心して使えるようになりました。
もともとの華奢なつくりを目の当たりにして、取り扱いには細心の注意を払うのは
いうまでもありません。
早速あすからフィルム詰めて持ち歩きます。

先日買ったペンタQと並べてみると、おもしろいのでそれも少し。
TとQをシルエットで比較すると、連動距離計がない分だけQは小さいのです。
だったら次期Q(まことしやかにもう出ないって言われてますが)に、このサイズのままで距離計と光学ファインダが付いたらすごくない?
むろんオートフォーカス併用なので、てことはCONTAX Gシリーズのデジタル版ミニチュアみたいなものになって、カメラ好きの話題をさらうこと請け合いではないかと。
それにカールツァイスレンズが組み合わされたら…
ソニーそして京セラが首を縦に振るかどうかかな。
と、最後はカメラ人類おしゃまの妄想で締めてみました。

2021/04/01

四月、すこしかなしいことに

みなさま、お元気でしょうか。

いつも合言葉は「ねむい」のおしゃまです。

きょうから4月、新年度
結果的にエイプリルフールなんてものとは無縁な一日でした。

そのことを言われたら「ええーっ 嘘でしょう」とか言うつもりでしたが。
おりしも職場では入社式、そんなお気楽な雰囲気じゃなかった…


ところで

これをみて下さい。


うちのコンタックスT、昨年修理した2号機ですが
フィルム詰めようと思い感度設定ダイヤルを回したら…重い

なんだろうと思ったら、このようにへこんでいます。
修理のさいに板金してもらったところですが、また力が加わったのか
もとのようになっていました。

これはショックですね
二日カメラバッグに入れて持ち歩いていましたがそれだけで?

いまフィルム装填してみたら
巻き上げが固い。。。。泣


2021/03/08

『百葉』18号に向けて


みなさま、お元気でいらっしゃいますか。
おしゃまです。

電車通勤に戻ってふた月くらいになるでしょうか。
ようやく言葉が戻ってきた感じがします。

2月上旬から、詩作ノートの上で練っていた、
まだ未成というべき言葉の群れが
けさの地下鉄の車内でふと浮かんだ2行をキイにして
動きはじめました。

A5判のノートの上で5ページ
だいたい1ページ2段にして書いているから
一進一退、おなじようなフレーズを前にだしたりひっこめたり…
とはいえ、だいぶかたちがみえてきました。

まだ書き上げたわけでもないのですが
次の「百葉」、次で18号になるわけですが
その編集もそろそろかな…と思いはじめています。

まずは昨夏に書いてまだ合評会でしか公開していない詩があり
それにいま推敲中の詩、そして…?

表紙の写真も、どれにするか案がひとつふたつ。


そうそう、きのう市内のある河原で、CONTAX139Qと三脚持参で
多重露光のテストをしてきました。

また期限切れフィルム使用で。

今週末には現像してきたいなあ。

2021/02/10

Tessar 45mmf2.8と防湿庫

この2週間で2回、検温で34.9℃が出たおしゃまです。

みなさまにおかれましても、つつがなくおすごしでしょうか。

きょう日中も冷え冷えとしておりましたね。

先日CONTAX139Qを安く入手した話しをしましたが
翌週には、Y/CマウントのTessarを早くも調達し
モルト張替などのメンテも行なって
現在2本目の試し撮りの最中です。


評判通り、ピント合わせはむつかしい気がします。
とくに冬の眼精疲労気味の寒い日、長く屋外で撮っていたりするとね。

ピントのヤマがつかみにくい、というのかな。

あすには撮り終えて現像に出す予定なので
さて!どうなるか。

そして
いつの間にかツァイス4台持ちになっていたおしゃまは
文化遺産、産業遺産であるいにしえのレンズをカビさせてはいけないと思い
RE:CLEANというブランド名の25L防湿庫をamznで買いまして
本日届きましたので、さっそく設置して使用を開始しました。



9,800えんなんですよこれ…
気密性のあるスチールキャビネットに除湿ユニットと湿度計があればいいので
すうまんえんも出さなくても買えるものがあるのですね。

大きさはちょっとした電子レンジくらい。
20Lだとほんとに小さそうなので 25で良かったです。


電源を入れて2時間くらいで(撮影時より30分くらい経過)30%まで下がりました。
もっとも、この時期のおしゃまの部屋は湿度が低めで
現在机上の湿度計では38%程度ですが
梅雨から夏にかけてどうなるか心配なので 早めに手を打ちました。

自動車保険の解約返戻金で買ったのは内緒です。

電源は常時オンですが ほぼ無音です。
いま聞こえるのは蛍光灯のノイズやPCの作動音くらい。

なにも入れない状態でガラス戸を目一杯開けると
本体が前のめりになるのにはびっくりしましたが…それだけ軽いということです。

一家に一台、というものでもないけれど あると安心します。


2021/01/13

結局…

先日お持ち帰りしたB35ですが
なんとフィルムカウンター不動ということがわかり
お店に持って行って申告したら

「キャンセルにしますか?」

と言われて…うーーーーーーむ
また出番のないカメラ持ち帰ってもあれだし
現金化しても結局つまらんことに使ってしまうし

ということで!
このカメラと交換してもらいました。


コンタックス139クォーツといいます

まだレンズ買えないのですけど…

1979年デビューだとかで 
貼り革がボロくなってるのと、モルトがあやしいこと、
AEロックレバーがロックできない以外問題なし。

わりとコンパクトで 軽いし
OMとは違う操作系もすぐ理解できたし

そして帰宅後わかって大いに気に入った点がこちら


露出補正ロックレバー(×1からシフトするときに押す)を
押しながら巻き上げると いとも簡単に多重露光ができる!
ちかごろ多重露光での撮影に傾注してるおしゃまには願ってもない。

早いとこレンズも調達しなくてはいけませんね。

なかなかお財布が許してくれませんが……


と、いうわけで
B35とは3日目にしてお別れとなってしまいました。。。

でもあたらしい出会いがありましたので、
今後もがんばらなきゃです。


2021/01/11

2021年 どうなることやら(買い物報告)

みなさま、つつがなくおすごしでしょうか。

ぼやぼやしてるうちに成人の日もおわり。

わたくしおしゃまは、大晦日以降詩作も捗らず、休み明け4日勤務してまた連休なので、どうも気分がついてこない。

ことしの活動についても思うところはあるのですが
あんまり大したことはもともとできないので、3つくらいの柱を
継続していくくらいしか思いつかないです。

きょうは使わなくなったカメラ数台を持って中古カメラ店へ。

買取価格微妙かと思ってたのですが、そこそこの金額になりましたので、なにか安いブツを買ってかえろうと見てましたら、こんなのがありました。

Rollei B35

ローライB35といいます。
ローライ35の機能などを簡略化して、価格を抑えたモデルなのだそうで。
シンガポール工場製ですが、レンズ(トリオター)はMade by Rolleiではなく
Carl Zeissと刻印のあるものです。

この個体にかんしていえば、
・レンズ前玉にクモリあり
・露出計不動
・フィルムカウンターが1から進まない

3つ目は試し撮りの段階、もうじぶんのものになってから気づいたのですが
そもそも保証などはなかったので、なにより「腐ってもツァイス」なのに安かったのですから仕方ない。
おしゃまとしては、期限切れフィルムでの作品づくりに使えないかと思って購入したこともあり、このまま使うつもりではいます。(一応お店には話しておくつもりですが)
そもそも、ガンガン使う、使い倒すには十分ではないかと思うので。

これでカールツァイス搭載のカメラが4台に増えてしまいました。。。
じつはコンタックス139クオーツという旧い一眼レフの激安ボディもあったのですが
ヤシコンマウントのツァイス買うのが困難なので、こちらにしたのです。

びんぼう人のツァイス4台持ち、というと
ぜんぜん貧乏に聞こえないかもしれませんが
実態は「カメラ貧乏」とは程遠いです。

しかし結局ものをいうのは、撮れた写真であるという基本は
わすれたくない。だいじなことです。



2020/12/27

寒いので思い出話…オリンパスのフィルムカメラ

みなさま、お変わりなくお元気でしょうか。

おしゃまは明日で仕事納めで、それから1週間も休みになるのです。
このご時勢に加えて、年末年始には大?寒波がくるそうで
写真を撮りにいくどころではないですね…

最近また、なにを撮るべきかなやんでいるわたくしですが
撮りたいという気持ちは、なくなったわけではありません。

正直なところ、生活圏内では撮りたい光景があまりなく
先週ひさしぶりにコンタックスTにフィルム詰めたのですが
まだ一コマも写していません。

びんぼう暮らしで、ケチっている面は否めませんが
やはりそれ以前の問題ですよね。

それでも、古本でフィルムと書いてあるムックを見つけると
買ってしまうのです。
今週は2冊見つけました。
1冊は、1990年代後半!おしゃままだ20代だ…笑

裏表紙の広告は、なんとオリンパスOM2000です。
たしかコシナのOEM機だったと記憶していますが
オリンパスOMマウント一眼レフ最後期のカメラですね。
新品で売ってるのはみたことあります。
まだデジなんて、海のものとも山のものとも知れないというか
発展途上以前ではなかったかな。

OMは、OM-1をちょうどそのころ、
仙台アメ横ビル1階入口付近にあったウンノカメラで買いました。

50㎜f1.8が付いて、たしか18,000円だったはず。

長年にわたり使っていたのですが
2010年すぎて調子がわるくなりました。
シャッター幕が波打ってしまったのです。

その後継として、2015年にコセキでOM-4の安い個体を買いました。
2万えんもしなかったはずですが
高度なマルチスポット測光を使いこなせるまでにはならないうちに
撮影スタイルが変わってきて、また時代的に
街なかで一眼レフ構えるのもどうかなと思いはじめて
数年前にレンズともども手放しました。


いちばんの理由は、ストリートスナップ中心に撮るようになったからですね。
それまでにもコンパクトカメラはいろいろ使っていたのですが
2016年に、ある方から京セラコンタックスT2をみじかい間借りているうちに
一眼レフは荷が重いと思うようになったのです。

それで2014年ごろ買ったオリンパスペンFTも、結局生活のために手放して
コンパクトカメラ中心の布陣に切り替えたのです。

途中でレンジファインダーのミノルタAを買ってみたり(低速ガバナー不調)
ことし4月に同じくコニカⅢ型を買ってみたり(レンズにクモリあり)
しましたが、あまり持ち出してやっていないのが実際。

京セラコンタックスTとローライ35、たまにオリンパスXA持ち出す程度。
ことしはXA4は出番ありませんでした。
現在唯一28㎜搭載のカメラなのに…38~40㎜の画角に慣れてしまったのも理由か。

OM買うまでは、L-10というプラスティックのレンズ一体型一眼レフや
忘れちゃいけないペンEE-3を学生のときからずっと使ってたりしましたっけ。
L-10は故障してとっくの昔にさよならして
EE-3はまだ作動するものの、OM-1とともに純喫茶・星港夜に飾ってもらっています。

行動範囲がかわり、街を離れてしまったので、また一眼レフがあってもいいかな。
理想はOM-3だけど、希少で高価なので4の安い個体を探そうか…






2020/12/19

2020年秋 仙台にて(CONTAX Tで撮影)

 


地下鉄荒井駅屋上から市内中心部を遠く望む。
平凡で特徴のない地方都市の風景に思える。
地下鉄東西線の東の終点。数キロ東へ行くとそこはもう被災した沿岸部。



宮城野区某所にて。












泉区の泉ヶ岳にて。




泉区にて。
思い入れと技術が釣り合っていない一例か。
誰でも通れる場所だけれど おしゃまにとっては特別な場所だったりする。







秋保地区にて。
ここも秋保大滝方面へ行くときにはふつうに通るけれど わざわざ車をとめて
写真撮るのはわたしぐらいだろうか。「釣り堀」の古典的表現。








夜に入っていくと 平凡な都市でも表情を変える。
無表情に、匿名の場所にすら見えてくるからふしぎだ。
実際どこで撮ったかじぶんでも覚えていなかったりする。


CONTAX T+KODAK COLORPLUS200 AE 2020年10月撮影

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