突然で恐縮ですが、写真撮りたい欲求より、カメラそのものへの欲求が上回るということはありませんか?
おしゃまは今度はこんなカメラを買ってしまったのですが…ちゃんとデジ2台ドナドナして、日々の200えん貯金でたまった50枚の100えん硬貨も両替して工面した数千円で購入したので、後ろ暗いことはなにもありません。
あいつ写真好きというよりはカメラオタクだから、と後ろ指をさされることは覚悟しております。
ミノックス35EL、1978年西ドイツ製です。
ローライ35と同じ目測式、京セラコンタックスTと同じフラップタイプの沈胴式ということで、なんとなく気になりだしたら止まらなくて…ヤシコンツァイス、ディスタゴンにもプラナーにも手が届かないこともあって、買おうと決めるまで時間はかからず。
カラーミノター35㎜f2.8の写りにも興味がありました。
しかもこのケース、三脚穴がオフセットしているところにねじ込むので付けてしまうと「正座」ができず会釈、というか横坐りしてしまう。やはりないほうがすっきりしてよいと思う。
巻き上げはオリンパスXA同様のダイヤル式なのだけど、指がかかるレバーが付いていて2回巻く必要があり少しやっかい、しかもフィルム詰めると結構重くなる。
巻き上げはオリンパスXA同様のダイヤル式なのだけど、指がかかるレバーが付いていて2回巻く必要があり少しやっかい、しかもフィルム詰めると結構重くなる。
電子カメラなのですがスイッチが二重になってて、フラップがメインスイッチで、巻き上げレバーでシャッターチャージすると露出計の電源が入り、ファインダー内のシャッタースピード指標が動きます。巻き上げたら撮らないとバッテリードレインを起こすおそれあり。せっかくフラップ閉でシャッターロックがかかるのだからそんな心配をさせないで欲しかったが、1970年代の設計なのでそんなもんだと思いましょう。
プラ製のカメラだけど、精度が良いのか可動部はスムーズ、裏蓋もそのロックレバーも案外しっかり閉まる。沈胴式のレンズも、コンタックスTみたいに遮光幕は入っていないがそれで大丈夫なのだろうから大したものだと思います。
Tみたいにファインダーのぞきながら回すとなると、まだ不慣れだからか操作しにくいけど目測だから下の画像のように上からみて距離と絞りを決めればよいので。