その後、札幌の小畑さんに相談したところ、中古のカバーと交換してもらえることになり、5月にふたたび発送したのですが、このたび交換終了して本日猫から受け取りました。
軍艦部左側の、フィルム巻き戻しクランクと感度設定ダイヤルが一体になっている横、
ここが構造上弱いそうで、鈑金しても金属疲労が…ということであっさり交換となりました。
交換前の部品がいっしょに帰ってきたのですが、シルミン系の軽金属製のこのカバー、すごく板厚が薄いのです。
T2以降も外装はチタンながら内部はプラスティック…というのもこのシリーズの伝統みたいね。
まあ中まですべて金属だったら重くなること請け合いですが。
そしてs/n(修理票にはボディナンバーと書かれてましたが)もこの上カバーに刻印されてる関係上、変わってしまう扱いとなっていました。
既に生産中止から30余年経っているので、当時のメーカー修理とどう違うか不明ですが
ともかくもそういうことで、ふたたび安心して使えるようになりました。
もともとの華奢なつくりを目の当たりにして、取り扱いには細心の注意を払うのは
いうまでもありません。
早速あすからフィルム詰めて持ち歩きます。
先日買ったペンタQと並べてみると、おもしろいのでそれも少し。
TとQをシルエットで比較すると、連動距離計がない分だけQは小さいのです。
だったら次期Q(まことしやかにもう出ないって言われてますが)に、このサイズのままで距離計と光学ファインダが付いたらすごくない?
むろんオートフォーカス併用なので、てことはCONTAX Gシリーズのデジタル版ミニチュアみたいなものになって、カメラ好きの話題をさらうこと請け合いではないかと。
それにカールツァイスレンズが組み合わされたら…
ソニーそして京セラが首を縦に振るかどうかかな。
と、最後はカメラ人類おしゃまの妄想で締めてみました。