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2014/01/17

深爪

 今週は、痛いできごとだらけだった。
 深爪のように、あとからじわじわと効いてくるような、そんな痛み。

 
 昨夜、出席してきたある会合で、そのへんの話しもふくめて四方山話などして、いくぶん積もりに積もっていた胸のつかえがとれたような気がする。

 昼間は、Enomaの「101人の自画像展」と、ギャラリーターンアラウンドの「青野文昭展」をはしごして、その足で西公園通をあるいて書本&cafe magellanでコーヒーをのんできた。
 きのうは終始不機嫌だったかも知れない、というか完全に不機嫌だった。Tさん、ごめんなさい。

 仙台駅から柳町通りの大日如来のところを通って、一番町のEnoma、大手町のタナラン、そして春日町までずっと、写真を撮りながらあるき通した。5kmはあるいたんじゃないか。
 自画像展は、リアリスティックなふつうの油絵から、ポップアート的なものやコミカルなところをねらったもの、アーティスティックな表現を試みたものなど多彩で、立体や切り絵、自画像というか抽象画にしかみえないものまで、とうぜんだけれど百人(101人?)百様。友人の自画像があるというのでみに行ったわけだけれど、その彼の絵は、本人を知っているからかも知れないが存在感が強烈で、実際とはちがっておっさんっぽく誇張されているようだった。こんど会ったときに、そのへんの意図をきいてみたいと思う。

 おしゃま(わたし)も、一昨年からときどき絵を描くようになった。
 ぜんぜん芸術的でもなんでもないが、好きかってに、描きたいものを描くようにしている。
 いずれささやかな詩画展でもできたらいいなと、あてもないのに妄想している昨今である。

 

 

 

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