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2019/07/07

『百葉』15号 配本完了しました

個人詩誌『百葉』15号ですが、仙台周辺のお店などで置いてもらっております。

純喫茶・星港夜 シンガポールナイト(仙台市青葉区上杉)
Book Cafe 火星の庭(仙台市青葉区本町)
書本&cafe Magellan(マゼラン、仙台市青葉区春日町)
コトリコーヒー(多賀城市)
nonnkey(のんきぃ、仙台市青葉区一番町)
ギャラリーチフリグリ(仙台市宮城野区五輪)
DESIGN LABO necco SENDAI(仙台市青葉区一番町)

今号よりnecco SENDAIさんにも置いていただけるようになりました。
各店のみなさまには、いつもお世話になっております。
いずれも数に限りがあります。
フリーペーパーの配置場所をよーく探してみてください。

きょうは仙台文学館に13~15号を寄贈しに出かけて、
かえりに発送用のふくろを買ってきました。
今月下旬くらいには、noteでの販売も開始したいのですが
すこしずれ込むことも考えられます。

友人知人のみなさまも、もうしばらくお待ちくださいませ。

2019/06/22

おしゃま6月22日の日記 紙詰まりにいらいらしたり

きょうは朝のうち雨がぱらついていたものの、
日中は雨も上がって明るくなったりしたので
午後配本に行ってきました。

帰宅して夕食後、
自室のプリンタで百葉15の印刷をしましたが、
湿度が高いせいか、紙送りのトラブル続発。
ずいぶん反故も出たうえに、時間と神経もロスしてしまい
半分くらいで中断しました。

いちいちプリンタを監視して
マウス片手にすぐ印刷中止ボタンを押せる態勢…疲れました。

印刷開始時の湿度約50%。
エアコンの除湿運転しながらで
ようやく40%ちかくまで下がりましたが
5月くらいまででしたら30%がふつうの部屋ですので
だいぶ高い。

風呂上がりに(風呂といってもシャワーしかないのですが)
風呂場の換気扇を回したままねると、もっと下がりますが
朝起きてのどがからからになるレベルだったりして
そこまではエアコンではやらないのでしょうねきっと。

きょう24枚撮りフィルム撮り終えました。
まだ巻き戻しは慣れないせいか
一時ノブが回らず、あれ?と思うときがありました。
こんどローライのヘビーユーザーである友人にきいてみます。

2019/06/18

おしゃま6月18日の日記 虹がでていたよ!

きょうの夕方、虹が架かっていました。

とおくの地面ちかくから、180度のアーチを描いて、
もう一方はおそらく丘の向こうまで、という
半円形の大きな虹でした。

「地平から/半円形の虹が立ち」と以前詩に書いたことがあったのですが、
過去の『百葉』に収録したかどうか……

ほんとに小雨程度の雨が、ぱらっと降ったときで、
すかさずコンタックスとローライで数カットずつ撮りました。
(たまたま、2台ともにフィルムが入ってました)
iPhoneやデジでは撮っていません、、、現像するまでお見せできないのが
ざんねんですが。

あの虹ぜんぶ、ふつうのカメラで一枚のカットで収めようとしたら、
広角28㎜でもたぶん足りなかったかも知れません。
でも24㎜とか21㎜なんて、ふつうの人は持ってないですよね。
(スマートフォンのカメラは相当広角側に振ってる気がするけど)


きのうも書いた、ローライ35用ネックストラップ、今夜届きました。
社外品なんで、輪っかのところが細いスプリットのリングになってたりして
うっかり抜けたりしないか気になりますが、気にしながら使うことにしましょう。
長すぎない、ちょうどいいサイズではないかと思います。



最近は朝の地下鉄で詩を書いていることが多いです。
始発駅から乗れて、ほんのすこし待てば座れるので、そんなことができるのですが。

隣りや周囲に読書をしている人が座っていると安心します。
お願いなので、おしゃまの隣りでスマホを横にしてゲームをしないでください、笑
いい歳した中高年のスーツ着た黒い人たちでも、現代ではふつうにやってますね。
子ども時代から初代ファミコンがあった世代なので、仕方ないのですが
わたしは買ってもらったことも、欲しいと思ったこともなかったので
いまだにあの方々の気持ちがわかりません。
わかってたまるか的な気分です。

おっと話しがそれました。
以前はセントロペンの万年筆を、電車内でもへいきで使っていましたが、
ちょっとちかごろ気後れして、ブルーブラックのボールペンを使います。
机の上で書くときは別です。とうぜんですが。

ことしになって、ある詩人さんから同人誌のゲストとして
書いてくれませんか、と願ってもないご依頼をいただきました。
7月ごろには…と言われていたので、百葉の最新号を出したばかりなのに
思うところあってせっせと執筆しているのですが
その後連絡がなく……
こっちからメールしてみようかしらん。
冬はほんとに落ち込み気味で、暗く低調な感じの詩を書いていたのですが
春以降はわりとポジティブな気分でおります。

たぶん、ローライのおかげなのだと思います。
単純かもしれないですが、カメラを変えると写真が変わる、というのは
じぶんの気分が変わる、という意味なのかなと考えたりもしました。



ここ数週間は夜コーヒーを飲んでも
22時を過ぎるともう眠いです。
春ぐらいまでは、0時過ぎにねても
翌朝5時起きが平気だったのに。。。


というわけで、長くなりましたがきょうはここらで。

2019/06/17

おしゃま6月17日の日記

仙台も梅雨入りしてしばらく経ち、ときどき晴れの日もありますが
それらしい雨天の日がおおく、まあふつうの6月になっていますね。

そんななか、ローライ35用のネックストラップを注文しました。
巻き上げ=シャッターチャージが左手側にあるなど、
両手で操作しなくてはならないカメラなので、
とくに傘を持っていては、思うように撮影ができない。
かといってぬらすわけにはいかず、沈胴式のレンズ・シャッターユニット、
鏡筒部分に水滴が付くだけで、内部の腐食=故障などがなによりこわい。

そんなとき、せめて落下のリスクを減らして
安心して使えるようにしたく、ストラップを買ったわけです。
まあ、風雨がつよい時には、やはり取り出さないに越したことはないのですが、
雨天時でなければ撮れないシーンだってあるのでね。


さて、百葉15の配本は、あと2か所を残すくらいになりました。
すべて配本し終えたら、次は友人知人への発送、
そして今号から、noteというサイトで(おしゃま名義で登録しています)
有料の投稿を購入していただくことで、郵送料などを支払っていただければ
遠方の方に販売することができるようにしたく、計画しています。

そして、数年前のポエケットで販売したことのある、
おしゃまのフォトブックも、再版および
新たなヴァージョンの作成などをして、
おなじように販売できたらとも思うのです。

準備ができましたら、当blogにもリンクを貼ります。
通常ほとんど訪問者がいないところですので、
たんなるお知らせ以上のものにはなりませんが……

noteではおしゃまの写真をいろいろアップしていますので、
お時間があればですが、どうぞご覧ください。








2019/06/04

百葉 10年目の15号 印刷開始、で…

個人詩誌『百葉』15号の版下ができたので、
早速印刷と製本を開始しました。

今回から、厚手の両面印刷に適した用紙を採用しました。
100枚で1,000えんするのですが……
表紙のカラー写真と、そのうらの2ページ目の裏写りが少ないように
気を使ってみました。
印刷物としては、だいぶいい印象ではあります。

今号もすべてじぶんの詩で頁を埋めました。
久々の?夏の発行でもあり、季節感を気にして書いたのですよー
14号は冬に冬の詩で、いかにも寒々としたものでしたので。

思えば10年前の第一号も、夏の発行でした。
偶然なのですが、そうなりました。

発行日は7月1日ですが、例によって早めに配本するところもあると思います。
配置していただくお店については、またご案内させていただきます。



2019/05/29

ほんとはなにを撮りたいの?

また写真の話しが続きます。

ローライ35、買ってまだ一週間経ってないのに
もう2本目のフィルムもなかばを過ぎるペースで撮りつづけています。

現像代が空恐ろしいことになりそうですが……
とにかく楽しいのは否定のしようがありません。

で・す・が……

改めて、おしゃまはなにを撮ってどうしたいのか
またわからなくなりつつあるのです。

主に写しているのは風景ですが
ここ1年くらい、基本的に仙台近郊を離れていないこともあり
(2月に半日程度東京に滞在しましたが)
撮影場所が決まりきっているというのが実際のところで。

また街なかでスナップを撮ろうとすることもありますが
内面的に、それどういう必然性があるのだ、と言われると
答えがみつかりません。
ゆえに、めったに他人には見せられない感じです。

もともと、じぶんの写真をギャラリーなどで展示したいと思ったのは
以前仙台にあった、カロスギャラリー(閉廊して久しいですね…)に
ときどき出入りしていたのがきっかけでしたが
最初は、古い古い期限切れフィルムで「写ってしまった」風景を
心象風景的なものと重ねてみた作品でした。

昨年(もう一年以上も経ってしまいました)の写真展では
みずからの昏い宿命からの脱却をイメージして作品を並べましたが
その後はどうなっているでしょうか。
あんまり変わってないんじゃないかな。

ローライを買うまで、撮影のペースが落ちていたのは
おしゃま自身の気分、境遇を変えられない焦りみたいなものが
写真では表現しきれないほど重かったことが遠因です。
写真表現を通して、現在を変えていこうという意思はむだだったのか。
幻想だったのか?

考え込んでしまいますが
それはそれとして日々の撮影はつづいています。
多分に趣味的な要素が強いのですが
それって、もともとじゃないかとも思うので
むりにやめることもないのです、けれど。

数をたくさん撮って、取捨選択のくりかえしで
みえてくるものもあるはずです。
結局はそこに賭けるしかないと
他力本願ながら(もっとも択ぶのはじぶん自身ですが)思うのです。



2019/05/26

Rollei 35がやってきた


最近は写真、カメラの話しばかり書いている気がしますが
詩作はあいかわらず、せっせとノートに書いているわりには
内向的なことばかり、低調な気がしますので
また機会があれば(要は気が向いたらね)書くことにさせてください。


上の写真のカメラですね。ローライ35といいます。
カメラ人類にとっては有名すぎるくらい有名な
元祖高級コンパクトカメラと呼ばれる名機です。

いろんなバージョンがあるのですけれど
これは初期の西ドイツ本国製ではなく シンガポール工場製ですが
レンズはローライのライセンス生産ではなく
カールツァイス テッサー40㎜f3.5が付いています。

円形のフードが目立ちますがこれは社外品
レンズの左右にあるダイアルは 絞りとシャッタースピード
フルマニュアルの機械式です。

とても状態のいい個体を店頭でみかけて
直ぐに購入の意思は固まりました。
操作感はソリッドといいますか 適度な手ごたえがあります。

左手で巻き上げするのですが これは右利きのおしゃまでもすぐ慣れたというか
違和感がなかったです。

友人ふたりがユーザーだったりして なんとなく欲しかったのは事実で
フィルムの銀塩カメラを買うのは 一昨年以来かな?
「日本の」高級コンパクトのはしりと言われる
京セラ製のコンタックスTも 昨年の写真展の大半の撮影に使い
いまも愛用していますが 本国製ツァイスの写りはいかに?
試し撮りの24枚撮りフィルム あすくらいには
撮り切るいきおいです。

やはり銀塩のクラシックカメラは楽しいです。
レンズは旧いものを付けても やはりデジはデジで
(Q10ももちろん好きではあるのですが)
やはりファインダーがあるのはいいなと 改めて思った次第です。

一時コンタックスGシリーズなども気になってはいたのですが
レンズ群はすばらしいと聞いてはいたものの
使用感はコンパクトカメラ的だともいいますし なにより価格的に手が出ない。
なんだか重そうでもあり もうペンFT以外の一眼レフは
使わないだろうと思うおしゃまには 縁のないカメラだったのです。

それは ともかく……
これと前述のコンタックスTをメインに またおしゃまの写真は回っていきます。
最近出番のないオリンパスXAなどには また別の役割を考えています。
手放す気は毛頭ありませんので……

6月にもなっていないのに、だいぶ暑い日が増えてきました。
みなさまもつつがなくおすごしください。





2019/04/05

ペンタックスQ10と、シネレンズで遊ぶ

こちらではけっこうご無沙汰しております。
もう4月なのですね、、、

おしゃまは、一時個人的な懊悩はあったものの
いまはまた元気にしております。



さて、カメラ人類たるおしゃまは
久しぶりに、出来心でカメラを衝動買いしてしまいました。
フィルムのカメラを偏愛するわたしではありますが
今回は中古のデジタルカメラ、ペンタックスQ10です。

いまどきデジの例にもれず
これもヴューファインダーがないのですが
じっさい手に取ってみて、この可愛いサイズに似合わず
しっかりした手応えと、かっちりした操作感が気に入り
即日お持ち帰りしてしまいました。

標準ズームレンズ02と一緒に買ったのですが
これ、写り自体はふつう…なんですよね。



Qの初号機が出たころ、「日本カメラ」誌上で、お元気だったころの
赤瀬川原平さんが、散歩しながらのスナップにQを使っている記事があり
この前数年ぶりでよみ返し、いいなあと思ったのでした。

そして、この小さな小さなミラーレス機でも、マウントアダプタを介して
オールドレンズが使えるのはちらっときいていました。

で、買った直後から、Dマウントレンズとアダプタを探しはじめ
2週目には、奥で調達したレンズ一式揃ったのでした。

アクセサリシューに載っているのは、ガチャで以前引いたキヤノン。
このミニチュアでレンズ交換ができるという逸品。

市塚光学 KINE-SANKYO 1:1.9 f=13mm

こんな小さなレンズなのですが、じつはDマウントというのは
8㎜映画用カメラのレンズマウントだったのです。
8㎜といっても、8㎜ビデオのことではないのですよ……歳がバレるよ

そう、映画用のシネレンズときいて、思い出したのが
清岡卓行さんの有名な詩、『氷った焔』所収の
「愉快なシネカメラ」という作品です。
手許に清岡さんの現代詩文庫がある方は、よみ返していただけるといいかなと。
あるいはよんだことのある方には、思い出していただきたく。(引用は憚られるので)

この詩に登場する「かれ」はなにものなのか、まあ知らなくても差し支えないのですが、
かれが撮影につかっていたムービーカメラも8㎜だったかも知れないなあ…と
詩とカメラと両方すきなおしゃまは想像をめぐらしておりました。


さっそくテストしたので、なん枚かご覧に入れましょう。






やはり絞りを開放気味にすると柔らかく、絞り込むとそれなりにシャープになる。
絞り優先オートで、レンズの絞りリングと距離リングを操作する、
フィルムカメラのような感覚が、デジで手軽に楽しめて
当面このレンズをつけっぱなしで撮りあるくことになりそうです。

開放1.9で遠景を撮ったら、ISO200の設定で1/6400秒というシャッタースピードでした。
(たぶん上の一枚目がそれ)
だいぶ明るいので、夜間でも結構いけるのでは?と思います。




2019/01/01

2019年

みなさま、明けましておめでとうございます。

どんな新年をお迎えでしょうか。

わたしは、純喫茶・星港夜 シンガポールナイトで年越しコーヒーを
いただいて、あたらしい年になってからそそくさとタクシーで帰宅。

昼ちかくまでぷかぷかとねむりました。

お昼にお餅などいただいて、ご近所がしんと静まりかえっているので
夕方までPCの電源も入れず、音楽もきかずに
詩のノートに向かい、あらたに詩想を練っておりました。

午後のコーヒーを淹れたら、また睡くなってしまい……

一年のスタートとしては、良かったのではと思います。



さて。
いいかげん中年街道まっしぐらで、将来も夢もあったものではないので
先には目標と予定があるばかりです。

春くらいを皮切りに、朗読会をなんどか開きたいなということは
昨年来考えていました。

長期目標としては
2、3年先をめどに、
またささやかな写真展ができたらと思いますが、
こちらはまだとっかかり、直ぐにできることではないので
実現しそうになったら、あらためて。

まだ現実は厳しく、どこで足をとられるかわかったものではないのですが……



本年もよろしくお願い申し上げます。


みなさまにおかれましても、充実した一年になりますように!


2018/12/02

12月22日 2018年の冬至 出演します

先月下旬ごろから、各方面へ個人詩誌『百葉』の14号を置いてもらいました。

今回は青葉区のギャラリー越後にも、すこし置いてもらってきました。
今月で最後の「非色 月一展」ライブの日、12月23日に追加で持っていくかもです。

いつも郵送させていただいているみなさま、いましばらくお待ちくださいませ。

あと…まだギャラリーチフリグリのサイトでは詳細が載ってないのですが、
12月22日土曜に開催の、「2018年の冬至」にて、
わたくしも朗読させていただきます。

今回の冬至は1日だけのライブイヴェントです。
おしゃまの出番は、15時の予定です。
13時からいろんな詩がよまれると思いますので、
ぜひお越しくださいませ。

2018/11/08

百葉14号 制作中です

すっかり秋も深まって、
夜更かししてばかりな、おしゃまです。

みなさま、如何おすごしでしょうか。

今月下旬ごろから、百葉の14号の配本をはじめます。
もう半月ないじゃないか!と
カレンダーみて慄然としてしまいました、笑

版下は、とうにできておりましたので、
プリンタのインクの不足分を買ってきて、
早速今夜30部、印刷と製本をしました。
ときどきさぼりながらやっても、
一週間程度でぜんぶできると思います。

夏のおわりちかくから書いていた冬の詩、
はやばやと先月にはできてましたが、
今回は、ゲストの方には寄稿を依頼しませんでした。
じぶんの詩だけで誌面を埋めました。

じつは、来月のイヴェントにあわせて書いた詩なもので、
そのときにも配布するつもりだったのですけれども。

それにつきましては、また近日こちらにて告知します。
あっ、おしゃま主催のではないです。


わたしと武田さんとで計画している朗読会は、来年前半には開催します。
まだ日程など未定ですので、これも折をみて告知させていただきます。

では、配本のころになったらまた、お知らせいたします。

2018/09/11

冬の詩を、いまから書いていたり

こちらでは、ずいぶんとご無沙汰してます。

めちゃくちゃ暑かった夏も、仙台で37度の日をピークに
あとは涼しくなるばっかじゃない? と思ってからは
暑熱馴化、っていうらしいですが、例年よりかは
からだが慣れてしまって楽でした。

汗だらだらかいて、やっとの思いで
のそのそ歩いていた去年とか嘘のよう……

秋雨先取りみたいに9月を迎えて、もう中旬。
ようやく秋らしくなったなと思いませんか。



さて。
そんなさなかに、おしゃまは冬の詩を書いてました。

三篇できたら、百葉の……つぎは14号でしたね、、、に
掲載予定です。
そう、12月ごろには発行したいです。
といいますか、そのつもりで書いております。

ことしも二冊発行できそうな。
いつからかペースが上がってきました。
年一冊のときは、だいぶ低調な作品も多かったように思います。

2016年秋からつかってきた、いまの詩のノート、
当然ながらいつも鞄に入れてもちあるいているものですが
もうすぐいっぱいになる勢いです。
もうまっさらなあたらしいノートも鞄に入れてあります。
おなじノートを二冊買っておいて、良かったです。
(表紙はドット柄です)
もう同じものはメーカーにもないようですので。



福間健二さんの詩集『会いたい人』(思潮社)を
しばらくもちあるいてよんでいましたら、
〈意味はわからなくても、リズムをもらった!〉
という一行があるのに行き当たり、
(もうなんどもよみ返していたのに、、、汗)
福間さんの詩の「見えないリズム」にはじめて気づきました。

見えないリズム、とは
田村隆一の詩にあったフレーズだと記憶していますが。
弱小詩人のおしゃまだって、田村さんの詩にしびれていた頃もあったんですよ!

ちと話しがそれましたが、意味はわからなくても……という詩行に
福間さんの詩をよみとくヒントがあるように思われたのです。

意味もわからなければ「見えないリズム」すらない
「難解な「現代詩」を嫌気しながらも接近を試みていたころから
思えばもうふた昔ほども経過してしまいました。

いろんな詩、いろんな詩人がいるのだから
そんな十把ひとからげにしなくてもよかったのに、と
いまにして思うおしゃまだったりします。







2018/06/04

Gutevolk 仙台公演@センダイコーヒー 行ってきました

6月に入り、次の夏至のイヴェントがあるというのに、
なんとなくもたもたしている、おしゃまです。

そこで配布する書き下ろしの詩のリーフレット、
一枚一枚、余白を切り落とす作業があるのですが、
これがなかなか、、、

さて、きのうの日よう日の夜、
SENDAI  KOFFEEでのGutevolk仙台公演に行ってきました。

http://www.gutevolk.com/

もうかれこれ4年前から、ずっと心惹かれてきいているミュージシャンです。
繊細なうたごえととてつもなく魅惑的な音づくり、そして
最近開設したYouTubeチャンネルで徐々に光が当たってきた、
映像作品にも注目しているおしゃまなのですが、
先月、仙台でライヴがあることを知って、即日予約を入れたのは内緒です(笑)

それから瞬く間に3週間が経って……

佐藤那美さんのオープニングアクトもふくめて、
すてきな音楽に浸りまくった2時間半でした。

メインのグーテフォルクのライヴは、
その映像作品を映写しながら、西山さんがうたうスタイルでした。
欲をいえば(ごめんなさい!)、もうすこしヴォーカルがはっきり聞こえるような
音響のセッティング(なのかな?)だともっと良かったかも知れないですが、
ともかくも、その深く、それでいてかろやかでリズミックでエモーショナルな
音楽世界に浸れたのは、稀有な時間でありました。

もう持ってるのに、サインをしてもらいたくて「グーテフォルクの声飛行」をまた
買ってしまいました。
飾らない感じのフランクなお人柄がかいま見えたのも、うれしく思いました。

また仙台できけたらいいなと。

2018/05/20

【参加します】2018年の夏至(武田こうじ×ギャラリーチフリグリ)

ご無沙汰しております。

すっかりいい陽気になって…と書きたいところですけれども、むしろ暑いくらいですね。
みなさま、如何おすごしでしょうか。

百葉13号の発送が、たいっへんおくれています。
多忙を理由にしていますが、じつはおしゃまが怠惰なだけです。
すみません。近日中にお送りいたします。

4月の写真展と、リーディングライヴは無事に終了しました。
写真展自体は、星港夜のマスターのご厚意で1週間、延長させていただきましたが、こちらでは告知していませんでした。
失敬いたしました。

さて、次に参加させていただくイヴェント、6月21日から24日まで、
ギャラリーチフリグリでの「2018年の夏至」詳細が発表になりました。

6月24日、日よう日のライブで、わたくしおしゃまも朗読させていただきます。


書き下ろしの詩のリーフレットも配布します。
6月のこの時期らしさ、梅雨のゆううつさと、そこからきっぱり立ち上がる虹をイメージしました。

Photoshopで、短時間でできてしまったものですが、
どんなものかは、また、会期中ご覧いただければと思います。

どうぞ足をお運びくださいますようお願いいたします。



2018/04/08

写真展「さよなら、空白と不在」開幕です


あす4月9日から、おしゃまの写真展「さよなら、空白と不在」がはじまります。

本日、搬入と設営を完了しました。

六切りの写真8点と、それにまつわる詩二編を展示しています。

武田こうじさんが、わたくしの写真に寄せて書いてくださった詩をみずから英訳したものを持ってきてくれましたので、壁に貼りだしてあります。
きょういちばんのサプライズでした、笑

最終日、15日開催のポエトリーリーディングライヴのご予約、まだまだ受付中です。
お待ちしております。

****************

この写真展について、書いた文章を以下に載せておきます。


 わたしの内側に大きな穴があいていて、その欠落を埋めるための作業が長らくわたしにとっての生活でありつづけてきました。
 それは、生まれながらにしてできた空洞であるかのような、言い換えれば幸せな人生に最初から見離されているような、どうしようもない不全感でした。
 
 必死になって埋め合わせようと、もがきつづけて長い時間を過ごしてきました。
 しまいには、その空洞そのものが、わたしにとって欠くべからざるものなのではとさえ思えてきました。
 穴をのぞいてみれば、ときには空だってみえると。
 その考えは、ぎりぎりのところから発する悲痛なユーモアで、世のなかを裏側からみているような、決定的な不幸だったようにいまは思います。

 この写真展の構想は、1年以上前からありましたが、当初はその不全感のみを前面に表出するような展示内容になることを、わたし自身疑ってもみませんでした。
 2018年がスタートしてまもなく、ふしぎな天啓のようなもの、もしかしたら錯覚だったかも知れませんが、急に窓の外の暗闇に光りがさしたような思いがしました。
 ずっと立ちこめていた不全感を断ち切ってしまおうと、心が動き出したのです。それは意外なことでもありましたが、止める理由はなにもなかった。この勢いでいこうと決めたのです。
 この先落ち込むこともあるかも知れない。けれどもいちいち折れたり泣きたい気持ちになるのはもう嫌ですので、負けても泣かない、を当面の目標に据えました。
 
 これらの作品から、そのような積極的な姿勢がみえるかどうかは、まだ自信がありません。
 写真に写っているのは、あくまでも過去にみたものです。
 撮影した時期も、2017年を中心とした、索漠とした気持ちで街をあるいていたころのものです。
 わたしの、2018年からはじまった変革をかけた姿勢が、今後撮影するものにどう反映されてくるか。
 これから書くものにも、深く影響することをみずから願っています。

 未知のわたしがそこにいて、わたしの影とすり替わる、
 その瞬間を示すようなものが、背景に写っていたら、いいなと思います。

***

わたくしは、13日の夜に在廊予定です。

よろしくお願いいたします。



2018/02/27

「百葉」13号ができました

まもなく3月になりますね。

もうすこししたら…7年前のあの震災のころ、気がついたら梅の花が咲いていたっけ、と
この時期になると思い出すのです。

今夜は、仙台はぼた雪です。
平地では、もう雨まじりになっていました。
山の上に住んでいるおしゃまは、この冬は凍結路面でだいぶ苦戦しましたが、
あとなん回、積雪があるのかなと考えます。

そんな、春の兆しもみえはじめる3月に、個人詩誌「百葉」13号を発行します。

きょうから、手渡しでの配布をはじめました。
また、毎晩のように印刷・製本して、配置していただいているお店などに
順次配本してまわります。

この13号では、武田こうじさんに寄稿していただきました。
4月15日の、写真展のクロージングイヴェントでも読むことになります。

一年先のことなんてみえない、と思っていた、くらい不安な気分だったむかし、
といいますか、ほんの数年前のことを思い出します。

じぶんは将来になんの希望もない、
そんな考えを払拭したくて、1月から動いてきました。

今後もこのペースで生きたい、
すこしスローダウンしたり、ふらつくことはあるかも知れないですが、
生きていくうえで、袋小路に迷い込むようなことは、したくないです。

その意思を、どの程度詩に、そして写真に表せたのか、
いささか自信がない、わけではありませんが。
表現に挑むものとして、提示できたらいいなと、思うのです。

街でみかけたら、手にとってみてくださいませ。
よろしくお願いいたします。




2018/02/17

「さよなら、空白と不在」開催します

立春をすぎても、なお寒い日々がつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

4月に、写真展を開催する運びとなりました。
DMも配布をはじめたので、こちらでも告知をさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

* * * * *

八森紅雄写真展
さよなら、空白と不在

戻れない道はもう戻らないと決めた
哀しい過去に一旦区切りをつけるために。

2018.4.9 (MON)-4.15(SUN)
14:00ごろ-深夜(最終日18:00まで)

会場:純喫茶・星港夜 シンガポールナイト
〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉1丁目12−1
022-222-2926(*夜遅くにいらっしゃる際は、お問い合わせください)

*入場料はありませんが、必ず1ドリンクご注文の上、ゆっくりご覧ください*

*********************

写真展クロージングイヴェント
ポエトリーリーディングライヴ-さよなら、空白と不在-

出演:八森紅雄・武田こうじ
2018.4.15(SUN) 15:00-16:30  
予約制(先着20名様・立見あり) 1,000円(1ドリンク付)
*前日までにshitomachi.machi.to.shi★gmail.com宛(★→@)に
 件名を「リーディングライヴ予約申込」として
 お名前・メールアドレス・希望人数をご記入の上、お申込みください


* * * * *


DM配置のお店・ギャラリー

純喫茶・星港夜
Book Cafe 火星の庭
書本&cafe magellan(マゼラン)
コトリコーヒー
nonnkey
ギャラリーチフリグリ
ギャラリー越後
尚光堂





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