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2022/03/15

前言訂正その他もろもろ

最近またお腹がすくと我慢せずに食べてしまうようになりました、おしゃまです。

紛争地域で食うや食わず、逃げまどうのが精一杯のみなさまには申し訳ないのですが
平和ボケの日本でほそぼそと暮らすわたしもまた、給料日前は綱渡り的にかろうじて食べているような状態。

お金あるときに買うべきもの買わなきゃ。お金なくなったら買えなくなるんだよ。
というへりくつを弄して、それでも必要なつみたて分は取り置きしたうえで
あとは衝動買いしてしまう。その傾向がわかってどうせ改善しないので家計簿アプリもやめました。
家計簿つけてると自己嫌悪にもなるし、一向に貧乏が改善されないのでかなしくなるし、
お腹が空いたらひもじくてね。すべてじぶんの至らなさからきてるのにね。

じぶんのだめさ加減に呆れたところで、今年に入って書いたブログの内容で訂正がいくつかあるのを忘れないように記録しておきます。

まず、百葉の19号は、3月中には出ません。

やはりあと一篇、納得のいくものを書いてから出します、というのも先に書いた二篇だけでは、中とじ12pのうち(表紙裏表紙後記等除いて)3pもどどーんとまるまる空白になるのです。実質2p分書けばよくて、いまのおしゃまの気分熱意集中力ではそのくらいが適量かと。

前述二篇のイメージも初夏から真夏ぐらいなので、その頃をめがけて書いたり編集したりと画策しております。

**

最果タヒ展は、見に行きませんでした。

***

なんか、もっとあった気がしたんだけど、これだけだったかな?

きょう仕事中に膝痛が再発 !ということで帰り整形外科行きましたら
靱帯がすこし腫れているだけで軟骨も十分にあり状態良好というレントゲン撮影の結果でした。
久々に朝雨降りで2日連続で電車通勤だったので、きらいなエスカレータにはもちろん乗らずに地下4階から地下2階、すこし下がってまた上り、というつかてちからの乗換をすべて階段利用でこなしたのですが、運動不足だったのか昇降で使う靱帯がちょっとトラブったらしい。

診察の最後に先生から「(ふとももの)筋肉ついてますね」と言われて意外!な気がしました。
なにしろいまでこそ標準体重あるものの、中学時代には骨皮筋右衛門と言われ、高校の健診結果には「羸痩」と書かれたほどの(「るいそう」漢字初めてみました笑)痩身であったわたくしなのですが、もちろん体育の時間はだいきらいで、丸谷才一氏が「スポーツは身体に悪い」と言ったとか言わなかったとかいう孫引き情報をうのみにしてみずからも吹聴するほどの運動嫌い。
それなのに、もも肉が筋肉質?

すぐ思い当たった答えが、さっきも書いたエスカー不使用でした。
さすがにデパートでは乗るし、まれに付き添いで乗ることもあるけれども。

ウエスト周辺以外によけいな脂肪がついてない…ような気がする…から?

じぶんではまったく意識してなかったです。

****

おしゃまは、いつからか鞄買うのが大好きになったので、部屋には大小さまざまな鞄がゴロゴロというありさまなのですけれども。

じつはまた買った!

990えんだったし…生地は厚くてしっかりしてるし
背負うのも手持ちも両方いけるから。
ただ肩にかけにくい。背負うのはいいが下ろすとき
ストッパがないのでひょーんと本体が下がってしまう。

なのでほかのかばんからショルダーベルトをもってきて付けました。
幸い環がついていて金具がかけられるようにできていたので。
(写真撮ったときには付けてなかった)
歩くとき、車内に持ち込むときは肩掛けが圧倒的に便利です。

でっ 使わなくなった、売却できそうなものはそのうち持っていかねばならないです。
なんといっても仙台市ではかばんは粗大ごみです。有料処分なので。

ともかくも安く良い買い物ができました。

これだからさ。
反省の色なし!





2022/02/28

造反有理と、ある敗北感について

きょうは、すこしじぶんの井戸を掘り下げたいと思います。

物議を醸した、昨年夏の東京五輪。
みなさまはご覧になりましたか。

わたくしおしゃまは、自室からTVを追放して暮らしてもうすぐまる17年経ちますが、
そういう物理的な話しをしたいのでは、もちろんありません。

JOCそしてIOCの人間たちのエゴ丸出しな態度や
折からの感染爆発のさなかの開催に、開幕前はマスコミの論調もだいぶ批判的でしたが
いざ蓋を開けてみると、いつもの五輪ピック報道が全面に押し出されていて、
わたしはひどくがっかりしたのでした。

それも日本すごいぞ的な、裏を返せば他の国なんか…という排外主義を標榜するに等しい文言が、
そう書かれていなくても文脈からよみとれる内容が、温度差はあれど感じられて
気持ち悪さをおぼえる日々でした。

荻上チキさんの番組内でも、本日のハイライト的な期間限定コーナーがありましたが
チキさんはその前後には論評なしで、たぶん不快だったことと推察します。

やっぱり日本人オリンピック大好きなんだ、あんたらには失望したぜ、な気分で
閉幕してしばらく経つまでゆううつでした。

どんなに権力者や利権にたいして批判の声を上げても、結局負けるのか。
それは国政選挙、首長選挙のたびにわたしが感じてきた敗北感ときわめて似ていました。


思えば高校生のとき、2年のときだったかな、
ものすごくお茶らけた文化祭を企画した生徒会長がいて、その前か後か忘れましたが
生徒会アンケートの余白に批判の文章を書いてやったことがありました。

即刻わたしは生徒会長に呼び出され、「取り消せ」と高圧的に言われました。
曲がったことは許さないくせに人一倍気が弱いわたくしですが、結局どういうふうに生徒会室から軟禁解除されて帰ったのか覚えていません。

「造反有理」なんて言葉を知るのはもう少しあとだったと思いますが、
10代の頃からしてそういう気質をもっていましたので、
べつに選挙でなくても、日々アンチ〇〇の精神で生きてきました。

常に負かされることを覚悟で、しかし他人を威圧し罵倒すること自体が
間違っているのだから、じぶんは節を曲げないように生きていたい。

いまふうに言うと、「マウントを取る」取りたがる連中への抵抗心でしょうか。
大昔のTVドラマで「無駄な抵抗はやめろ」云々という科白があったけど、じぶんの考えに誠実であるなら無駄でもなんでもなく、抵抗をやめさせられるいわれもない。
やめるとすれば、わたし自身の内なる声がそう言うなら、でしょうか。

**

ともかくいろんな事柄に抵抗感をもって生きています。
いまは原動機付自転車という、運転免許が必要な車両としては事実上最底辺の
四輪車にいじめられる運命にある乗物で移動しているので、
見るからに威圧的な御面相の「高級」外車やミニバンに対する敵愾心がつよい。
(実際煽ってくるのは奴らです。あとタクシー)

ノーマスクで数十分間話しつづける喫茶の客と居合わせて、いたたまれなくなり
外でその客が帰るのを待った日もありました。
どんなに内容が良くても、思いやりがないよね。そんなの賢しらにすぎないよ。

職場のなかでも、みかけるのは廊下にでて喫煙場所(喫煙所はないはずなのだがなぜかバイク置場周辺なんだな)まで歩けばいいのにエレベータで降りていくときだけの人達がいて、1時間に1回は行くものだから「たばこのみに会社に来てるんじゃないか」と思ってしまう。
部署が違うとセキュリティの関係上なんの仕事してるのかわからないものだからね。

***

話しがそれたかな。
自分の信条を曲げる気がないのであれば、世のなかの不条理に対して抵抗心をもって対峙する姿勢には変わりないはずなのですが、あまりにも負けが込んでしまっているせいか、最近はお疲れ気味で、「許さないけど忘れる」こともメンタルを守るためには択ばざるを得ないようなことになっています。
後退戦をたたかっているようなものか。

ただひとつ、なにがあっても許してはならないし忘れてもいけないのは、比喩でもなんでもない現実に起きている戦争です。
いま侵略者プーチンがウクライナに攻め込んでいますが、まだ米軍NATO軍が介入していない(はずだけど)にせよ、戦争は始まっているのです。
もしウクライナが劣勢に立たされたらなおのこと。

他国を威嚇する者あれば守るために軍事力をもつ口実になり。

どうにもつらい。考えてるだけでつらい。
よって話しに収拾つかないけれど、また敗北感をもってこの文章はおわり。




2022/02/14

美術と現代詩、おしゃまのなかでなにが違う?

みなさま、つつがなくおすごしでしたら幸いです。
まだおしゃまは元気です。

友人にメールしたら返信で「ニコンの旧い双眼鏡でミクロンというのに関心がある」と書かれてありました。
かれはわたしとは違い、カメラは長年オリンパスXA一筋?という人ですが
ボレックスの16mmムービーカメラを持っていたり、過去には映写技師をしていたほどの人物。
やはり、田中長徳氏のいうところの「さまよえるレンズ人」の血がながれているのでしょうか。
画像をみてみるとなるほど欲しい人には欲しくなりそうな、キケンな物品のようですね、笑

アンチ日本光学のおしゃまは心動きませんでしたが、動かされてしまう人の気持はわかります。

過去に雑誌で赤瀬川原平さんが、カールツァイスイエナの単眼鏡の話とかしてましたから。
わたしはまだ若造の時代でしたが。

きのう、なんとなく腐っていた折
春日町のマゼランに寄ったら、この本と目があってしまいました。


「視線はいつもB級センス」谷川晃一著、現代企画室刊 
初版は1981年と古いです。おしゃまは小学生になったばかりか。
宮迫千鶴さんのパートナーであられた(宮迫さんは先にお亡くなりになりました)谷川さん、とてもポップでユニークな方だときいてはいましたが、文章も明快で、よみはじめて快哉を叫びたくなるほどでした。

思えば高校時代に「ジェンダー」という言葉を初めて知ったのも宮迫さんの本で、
戦後ないしは近代日本の家族や男女をとりまく呪縛を脱構築しようとする姿勢にしびれましたね。
表紙カバーなどにご本人による絵がしばしば使われていましたが、思えばそれがわたしが初めて接した現代美術、ないしはポップアートであったのです。

いまときどきおしゃまも絵を描くようになって、下手はへたなりに理屈というか理論武装というか、ああでもないこうでもないと脳内でぐつぐつ蒸し返すことがあるのですがね。
またギャラリーをわたりあるいて、ときに作家さんと話しをすることも多くなりまして、段々考えが固まってきたのですが…
多少思想的に未分化でも、技術的に未熟でも、作品制作にあたってはべつに障壁にはならない。
その人の内的な衝動、表現欲求が強ければそのほうが重要なのではないか

もちろん、おなじことを現代詩の実作にあたって援用することはできません。
むろん詩もひとりひとりすべて方法論は異なるから、あくまでおしゃま的な立場で言っているだけですが。

おしゃまの詩を知っている人が、最近の同じ作者の手になる絵をみて
世界観の違いといいますか、作風がまるで違うことを指摘してくださったことがありました。
詩は内向的な色あいが漂いますが、絵を描くとなるとなんだか楽しくなってしまって、ついついあそびたくなり悪のりしてしまう。明るい雰囲気になる。
わたしの絵の師匠的な人が(向こうはそんなつもり無いと思うけど)そう仕向けてきたのがおもな要因だったりしますが、その人が言外に言わんとすること、わたしに伝えたかったことを、さきほど上に太字で強調した部分ですが、おしゃまなりに言語化したにすぎません。

おしゃまさんの絵の変遷は、noteの「おしゃまの絵」マガジンをご参照いただければ明瞭かと思います。

今晩も谷川さんの本をよみつつねることにします。

2022/02/03

「こんな時に」詩が書けたということについて

みなさま、つつがなくおすごしでしたら幸いです。

日曜日にギックリきて大変だった、おしゃまです。

現状の、東京など都市圏や、忘れてはならない沖縄などの目を覆うような(目にははっきり見えないかもですが)状況にくらべれば、ほんとに大したことではないのですが。だいぶ回復しましたし。

東京にいる同郷の古い友人に「元気か」とメールして、なんかじぶんが軽はずみなことを言ってしまった、聞いてはいけなかったか…と不安になりました。

そんななか、相変わらず詩歌文学や写真に傾注できているのが、なんだか申し訳なく思えますが、うたかたの生存証明をものしているだけだと言い訳をして…だって一銭にもならないし興味ないとか中味がないとかでポイされる可能性の方が大きいんだよ。おしゃまの書いてるものは。まあそれがいいとも前に書いたはずですけれどもね。

まあ、とにかく、半年以上かかりましたが、一篇の詩がまた書き上がりました。

もうひとつ書けたら19号をつくります、と暢気なことを言ってられない気がするので、早いとこなんとかすべきだろうか…悩みます。

3月中には発行したいものですが。

**

どんな内容であれ、おしゃまの詩は切実な魂の表現でありたいと思って書いてきました。

今回もそうです。

この時代において変化し、難しくなっていることを念頭に、わたしからのコールであると同時にわたし自身を問う(=リコール)内容になっているといいなと書き終えて思いました。

これこそは百葉というフリーペーパーとして、ぜひとも読者のみなさまへ手渡していきたいと願う一方、それを阻害する要素が世界を取り巻いていることも承知しています。

なので、発行したら同時に、音声データをnoteにアップしたいと考え、ゆうべ深夜にあいほんのアプリ開いてこっそり朗読練習を始めました。

どなたでも聞けるようにしたいと考え、いつものことですが無料公開する予定です。

ほんとはおしゃまYouTubeにも上げたいのですが、あれ低評価ボタンあるでしょう。なので当面はありません。あちらは基本カメラネタだけでやっていくつもりです。


ある日の朝6時過ぎ、仙台市内某所。
新品フィルム切らしてしまったので久々にペンタQで。
01標準レンズで開放。
設定次第なのだがやはりイメージより明るく写ってしまうので、マイナス3段補正をかけた。


2022/01/25

OLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO 50mm f1.4で撮ってみた

さむいですね!  みなさまオートロンに負けず…ペンタックス好きでもおっさんしか覚えてないわ…ズミクロンにも負けずにつつがなくおすごしでしょうか。

2022年も写真づいています、おしゃまです。

意味不明のだぢゃれからきょうは書き始めましたが、
ペンタックスはデジのQ10(売却)と、現有機Qと
そのはるか昔、学生の時親から借りたたぶんAF一眼レフを
短期間使っていましたっけ。
いまとなっては機種名も思い出せず
ただレンズをどっかにぶつけてこっそり修理に出したことだけは覚えている。
すねっかじりだったくせにどこにそんな銭が…いま当時のわたしが別にいたら
張り倒したいです。

まだ実家のどこかにありそうだけど。
使ってないのは間違いないが、くれると言われてもいらん。

さて!前置きが長くなって申し訳ありません。
そうだペンタではなくてオリンパの話しをしたいのだった…

今月、またカメラ屋さんでOM-4tiにつける交換レンズを買ったのでした。
50mmf1.4 以前苦手だった焦点距離です。

いわゆる銀枠という、マイナーチェンジ前の
マルチコートされてないというレンズです。

純正フードがついています。
50mmf1.8、35mmf2.8にもつかえるものです。


当初は広角寄りの感覚でファインダーをのぞいて
入らないなあと後ろにさがることがありましたが…



慣れるとなかなか絶妙な感じで被写体が収まる感じが快く思えます。


旧電車通りの向かい側にある建物もうまくフレームに

広角ほどではないけれど 引きがとれれば遠景も苦手ではなく



わりと近くに寄れるのです。マクロレンズほどじゃないですが




曇り気味の空だったので、河原から上を見上げて開放で撮ってみたら
こんなに被写界深度が浅くなる。
1/500秒が限度のコンパクトカメラでは、たとえf2.8であっても
開放絞りを日中使うのは難しいものですが、
一眼レフだとこういう表現も可能なのだと知りました。
このカットについては好き嫌いあるでしょうけど。⇣



この前現像した分では、開放付近を多用したきらい無きにしもあらずで
赤城耕一さんが書いていたように、「少し絞り込んだだけで、急激にコントラストが増す」感覚を実感するには至っていないですが
久々の標準レンズ、いまになっていいものだと知りました。

2022/01/18

2月3日「襲来」最果タヒ展@仙台 


まずはこれをご覧ください。
きのう貰ってきたものですが…

そうです、最果タヒ展が仙台にやってくるのです。
2月3日から27日まで、仙台パルコで開催です。

そういえば、最近の詩集はよんでいませんね。
別に愛想をつくしたとか、飽きたとかではなく
とにかく多作だし、追いかけてよむのもたいへんというか。

雲の上の人の書いたものを追うより、いまじぶんに書けるものを
手探りで書くことのほうが、おしゃまにとっては先だという気がする。
なにしろ、こっちは書いても配ってもまったく壱円にもならないのですから
よんでみてつまらなかったらポイされる恐れなきにしもあらず、
そういう切実な位相にいるのです。

別にどっちがどうということを言いたいわけじゃなくて
すこしでもいいものを読者に差し出したいという思いは同じだと思うのです。

だから、まあ、見にいくとは思います。
詩人という肩書が、仙台の一般人にどれだけアピールするか未知数ですが。
TVで紹介されたりCMも打ってくるだろうから物珍しさで集まりますかね。
県美術館に泰西の名画が来るときと同じ。
ぜんぜん縁のない人たちも押し寄せるか。

それもいいとは思いますが、そこから深みにはまる人はまれな気が。

困るのは世間一般にはびこる有名病か。
有名かどうかだけがだいじなひとたちいるでしょう。
かれらに篩にかけられるのはわたしのような無名人です。
別にいいけど。
本質とは関係ない。

この文章こそ本質的な場所からはとおいですね。
申し訳ないです。



 

2022/01/12

詩が動きだす、瞬間

みなさま、つつがなくおすごしでしょうか。

2022年も、おしゃま色に! をよろしくお願いします。


*   *   *

ええっと、先にnoteにリポートを上げてしまったのですが、
大晦日は純喫茶・星港夜でのどうやら最後の年越し珈琲。

それから仕事始めまで、ぼやぼやして過ごしました。

どんだけ眠ったでしょうかね。。。

そのあとすぐ成人の日の連休があったりして、なかなか電源が入らない日々でした。

そお、電源といえば、
その連休中にデスクトップPCの電源ユニットを交換しました。
もともと400Wがついていたのですが、昨年中古のHDDを入れたら
いろいろあって動作が不安定になり、ついには故障。

しばらく放置していましたが、Windows10の再インストールでふっかつしまして、
写真が入っているHDDと、さらにもう一個ドライブを増設しても余裕があるくらいの出力が欲しく、650Wに強化しました。

もともと友人が組んでくれて格安で購入したものです。
これで百葉やおしゃま画報の制作もしたいので、ほかにも(ごにょごにょ)しましたが
まだプリンタがドライバ古すぎてそもそもインストールできないし、
office2007(うちにインストールディスクがあるのはこの旧いもの)も入れてない。

例によってまた室内から発掘しなければなりませぬ。


**


そんなだったので、元日から詩作に打ち込むわけでもなく、
おそいスタートではありました。
きのうあたりからようやく、昨年ノートに書いていた種を育てるようなかたちで
本年の詩作がはじまりました。

また以前のおしゃまの詩みたいな、重めの内容ではありますけれども。

だいぶ前に書いたはずですが、おしゃまの詩作ノートは、ここ5,6年くらいは
A5判のリングノートです。
水玉ドット大好きなおしゃまさんですから、表紙もそういうのをえらんで買っていたのですが、いっときの流行がおわったのか? 最近どこにも売ってないですね。
ある集まりで「枯渇してきたので探してください」とか言ってたりもしたのですが
その後ダイソでこんな感じのを売ってた時期があり、見つけたらまとめ買いして
現在6冊未使用でストックしてありす。
あと数年はもつんではないかな。
この表紙も見なくなりました。

話しがそれましたが、ああでもないこうでもないと
ノートに書きつけ書き直しするのは、充実感があります。
詩にいたる病い、憑かれたものの宿命でしょうけれど、
詩がまだ見えざる最後の一行に向かって動きはじめる時というのは
いいものです。



2021/12/31

2021年、なにをしていたのでしょうか

ことしの暮れは数の子も餅も買いません、おしゃまです。

もう大晦日です。

休みが多いと非正規雇用のわたしの翌月分は少なくなっちゃうのですよね…泣
それでもなんとかこの過酷なころな時代2年目も生き抜きましたので、それだけでもよしとしなくては。

しっかし…この一年をふりかえろうかと思ったものの、
とくに成果があったわけでもない一年でしたからね。

「百葉」は一冊発行できただけでした。
なかなか遠くにも行けない情勢下、ぼやぼやしていたのですが
さいきん仙台の詩人さんから相次いで参加詩誌をご恵送いただきました。
改めていつものご厚誼に感謝いたします。

来年はねえ…また波が来なければちいさな朗読会ひらきたいなあ、、、

**

写真にかんしても、なにかを為したわけでもなんでもなく。
もちろんぜんぶ中古ですが、カメラをたびたび買ったあげく
年末にまた3台売って1台のOM-4tiに替えておしまい。
ことしどうして買ったのかと訝られても仕方ないものもあり。

***

詩においてもたいした活動がなかったのみならず、ことしはアンデパンダン展にも出さず
(やめとけばよかったのに五輪ピック強行するからだ)、ぽつぽつ描いた絵を一部で公開したのみでした。

みていただいた方には感謝申し上げます。

****


年末に、北陸の人、薄明さんから新刊の写真集を買わせていただきました。

「IN THE MIDDLE OF OUR WELL-KNOWN」と題されています。

中判フィルムですべて撮影されたとのこと。

基調として貫かれているのは、水平と垂直、ふたつの位相ではないかと感じました。
二本の軸がすうっと伸びているのがわかり、写真を撮り、近代詩を愛好し、すばらしく美しい字を書く薄明さんの、佇まいというか誠実で背筋の伸びた印象を、まだ会ったこともないのに思い浮かべることができます。

具体的に写っているのは金沢の街のスナップや日本海沿いの風景などで、
室生犀星をよんでいたとき想像していた、訪れたこともない金沢となんとなく二重写しになってみてたような、そんな気がいたしました。


*****

年越しは純喫茶・星港夜での最後(?)となる予定の年越し珈琲。

新年、って言ってももうあすなのですが、正月はねてるんじゃないかな。

そう、年末に久々のおしゃま動画3本目アップしました。
面倒だったので埋め込みはしませんが、YouTubeですので気兼ねなくリンクを押してみてくださいね。

これ視聴すると「ことし最後」のおまけがあったことがわかります!笑



では、、、みなさまよいお年を。




2021/12/19

布田直志写真展「いつもと違う日々 2回目接種」をみてきたり

みなさま、お寒うございますね。
先日スーパーでさっぽろ純連の醤油味(生ラーメンですね)をみつけて買いましたおしゃまです。
仙台にあるのでたまに食べに行くのです。あんまりほかのラーメン屋には入らないんですけどね。油そばは別にして。

きょうは夕方にギャラリーチフリグリへ。
写真展ときいて、来週末までとはきいたものの早く見たくて。

今回は写真集「いつもと違う日々」出版記念の写真展なのでしょう。
2回目接種とはなんぞや、と思ってましたがどうやらこのテーマで2回目らしい、でもうっかりしてて聞きそびれました。

テーマはころな渦中の家族の肖像、なのだと思います。
県内の、おそらく友人知人に取材して撮影した写真を中心にして編まれた写真集で、収録しなかった写真をおおく展示されたとのことでした。

来年で仙台に越してきて8年になるおしゃまですが、改めて市内でも知らない場所がおおくあるなと展示をみて思ったのですが、ここはわたしも撮りましたという場所が一枚あったのでそこを糸口に、同じ年の生まれである布田さんとずいぶんと話しがはずみました。

布田さんはお名前だけ20年ほどまえから偶然知っていましたが、お会いしたのはきょうがはじめてでした。

その経緯は個人的な話しもあるので、またいずれ。

さてさて。

かえってきてから思ったのですが、わたしは人を撮るのは不得手であり、まちあるき写真ばかり撮っていますが、それすらもむろん途上であると感じます。

古びた街、朽ちたもの、消えゆくものに対して撮りたいと思う気持ちが強く働くのですが…
来年はそこを突き詰めていきたいなと。

ただ漫然と写真を撮るだけでなく、その被写体にわたし自身のまなざしが映って(写って)いるような写真が撮りたいと思うのです。

**

さてさてさて。

このblogではおなじみ、またカメラ買いました報告です。
ことし最後の買い物はこちら。


あれ? 10月にOM-4買わんかった?
はい、こんどはOM-4tiブラックです。
OM-4前期型と、出番が少なくなった子たちを何台か下取りしてもらって、それに数千円足してお迎えしました。
前日にカメラ送別会をして前途の明るからんことを願って。


この表面処理がチタンボディの証、なのかな?
きっかけは前期型の電池の消耗が評判通り早く、少なくとも後期型、あればtiと思っていた折にお店に行ったら、なんとこの子が!
Googleでネットショップの相場をざっとみたら軒並み強気なお値段、それに比べればたいへん納得のいく価格でした。
もっともそれでも現金で全額は用意できない。。よって下取り作戦に出たわけですが、束になってかかっていったら予想以上の額になったというわけです。
きみたちのおかげです、いままで有難う。

手許に残ったカメラは、このtiとコンタックスT、139Q+テッサー、そしてXAです。
それとデジのペンタックスQね。

ことし買っておきながら早々に手放したものもあり、罪悪感もありますが…

なーんだまた結局一眼レフに回帰したじゃないか、はい!そうですね。
ことしこれといった成果は出せませんでしたが、来年はどうなるでしょ。

2021/12/06

きくと救われた気がする。

最近は、すきなラジオ番組でも、あまり身を入れてきいていないことがあります。

リスナーからのメッセージやメール、とうぜん択んでよんでるのでしょうが
どうしてみな楽しそうなんでしょうかねえ?

わたしなんかは、なかなか採用になる隙がない。

まだ夏でしたが、土曜夜のFM802で「サンダルで仕事、ありかなしか?」つーテーマのときに
「そもそもわたしはサンダル持ってません。ついでに言うとTシャツもジーンズも一枚も持ってない。ましてや半ズボンなどとんでもない」と送ったら真っ先に紹介されたけど。(とんでもないの部分は丸めてよんでくださってましたね)
ぜんぶほんまでっせ旦那。

そういうケースは稀ですね。
誰がことし12年ぶり4回目のペケペケだったおっさんの嘆きなどききたいか、
そんなのわたしだってわかってる。
ですからふだんはサイレントリスナーなのです。

だもんで、TBSラジオの土曜深夜「東京ポッド許可局」で
25歳だったときのことをリスナー局員(って言ってますね番組内で)が振り返るコーナーがたまにあって、先々週も久々にあったので、しんみり聴いた。

radikoのCMで似たようなシチュエーションのがあったと思うが、わかる。
わかる人にはわかる。
わたしも救われた気がしましたもん。

救われた気がする。
こんな気の抜けない新コロ時代でなくても、
心ががさがさ荒れて乾燥してささくれる時ってあったと思います。

そんな時聴くとうれしくなる音楽、わたしの場合は
Gutevolk(グーテフォルク)ですね、筆頭は。




前にも書いたと思うけどだいぶ前で忘れてると思うからまた書くよ…
だいぶ前に半年くらいだけでしたが勤務していたカンパーニュのお店で、辞めていってしまったもと店長さんがUSBにいろいろ入れてお店で流していた曲のなかに、「Kikyu Ni Notte」があって、いつも遅番でさいごは2名で閉店作業をしていたわたくしは、ある夕方心をうばわれて数千キロ飛ばされてしまったのでした。

それからはアルバムを買い集め買い集め。
どうしても余談になっちゃうけど、そのUSBを「ほんとの閉店作業」、つまり店舗の閉鎖をヘッドクオータが決めてしまって撤収作業させられてた時、店長にきいてみたらあげるよというのでもらいましたら、中にはpredawnとかNujabesとか、ほかにはフランス・ギャルとかシルヴィ・バルタンとか、いやいやそれだけじゃなかったんだけどとにかく色々な曲が詰まってましたな。気に入った曲だけもらったらどこかにいっちまったですが。

きいてみて琴線にふれるようでしたら、ほかの曲もきいてみてください。
ITunesストアという便利なものもありますし。(ごめんなさいサブスクはわかりません)

おしゃまがすきな曲、いずれまた気が向いたら紹介しますね。

***おまけ***


おしゃま動画も、2年近く前に2本上げたきりですが、よろしくね!笑



2021/12/01

雪野原に迷い込むと。さくまいずみ個展「雪のほら」

きょうから12月。もう年末目前ですが、みなさま如何おすごしですか。
仙台は日中強風が吹いていたものの、気温は高くて暑く感じられました。だってもう冬装備で生活してますもの。

でっ
こんどはなんですか? ズミクロン? いやオミクロン? 困ったなあ。

せっかく感染者少なくなって一息ついてたのに…
秋以降アート関係音楽関係も盛況なのですよ。

そんな世のなかに水を差すような、でもいつかは来ると思ってたけどさ。

みなさまもお気をつけて。

さて。

きょうタナラン…ギャラリーターンアラウンドでスタートしました、造形作家さくまいずみさんの個展「雪のほら」みてまいりました。


マジックアワーも過ぎて昏くなったころにおじゃましたのですけれど、
ギャラリーの内部がまるごと、雪野原を凝縮したようでした。
音楽も効果音も一切なく、一種荘厳ですらある雰囲気。
まさに雪原のそれでした。
点在する作品群のなかをとぼとぼと、まるで雪野っぱらをあるくような足どりになったのはほんとうです。(仕事帰りで疲れてたとも

天井を見上げて(配管がなあ…)と一瞬思ったものの、よく見ると壁から天井まで真っ白な空間、このスペースに着目してこの個展を企画されたのでしょうか。
天井から吊り下げられた大きな枯枝、枯れ枝にたしか紙と糊などでかたちづくった大きな枯葉、その裏には雪が付着している…そしてDMにも使われている、かまくらをかたどったオブジェのなかや、作品のあちこちに隠れているちいさなひとたち…
これはなにをイメージした作品だろうと、自由に想像する楽しみがみる側にはたくさん与えられていて、また光りをとりいれた作品も多くみられ、灯のうちに展開する雪国の生活のあたたかみまでも表現しているのが、じつに印象的でした。
昼間みるとまた違ってみえるそうなので、会期中こんどは昼間に行けたらと思うのでした。

**

さてさて。
しばらく言語中枢が凝り固まっていて、停滞気味だったおしゃまさんの詩作ですが
けさ急に動きだしました。
悪天候で電車通勤だったのですが、いったんペンが走りだすと、万国旗さながら言葉が浮かんで、
20行ほども書けてしまいました。
もちろんまだまだ推敲しなくてはならないので、年内あるいは正月にかけて
じっくり書きつづけることにいたしましょう。

2021/11/18

いろんな感情があふれてる。ペロンミ個展「ペロローグ」


気もちに余裕があるようでなかった日の仕事帰りに、大手町のギャラリー ターンアラウンドに立ち寄り、ペロンミ個展「ペロローグ」みてまいりました。

サイトをみても、DMをみても、どんな人なのか霧のなかでしたので、正直あまり期待してなかったのですけれども(ツイッタ嫌いのおしゃまでもありますし)、展示室に入るなり、圧倒的なパワーというか描くことへの意欲、熱意、そして自由闊達な意識のながれを一瞬で感じて、惹きこまれてしまいました。

画材はボールペン? パステル、絵具などかな。それらで描かれる線の集合の濃密なこと。
一見走り書きみたいにも思えるものの、それがたぶん描きたい一心で、直情的に描かれたような印象を受けまして、それはどうしても線を引くとき考えすぎてしまうおしゃまとは正反対のようです。

描かれている女子たち、複数形で言ったけど…かの女らが天使なのか、作者の分身(?)なのかアニマなのか、そのへん作者は現れないそうだしわたしにはまったく不明ではあるものの、ともかく喜怒哀楽(怒はなかったかなあ…)と要約すると平凡にすぎるくらい、恋愛あり笑いあり、哀愁も漂わせていたりする。
風に吹かれたり海岸か河原でたたずんでいたり、歩道橋にのぼりもすれば(あの歩道橋は知ってます、すごく遠くまで見通せる高さを感じます)ぼんおどり風にうたったりもしていて、表情も多彩で、表現の巾が広いのです。

たぶん…推測でしか言えないですが…とても豊かな感情を、ポジもネガもだいじにしている人の絵なのだろうと思います。技巧よりももっと大切にしなければならない「あるもの」をシャワーのようにあびて、みに来て良かったと思い帰途についたのでした。
11月21日まで。



2021/11/09

11月。レンズを買い手紙を書く

そろそろ物欲を制御しないとあかんと思うおしゃまです。

そう言いつつ、また今月もレンズ買ったのです。オリンパス光学純正OMズイコー、28mmf3.5です。





またフィルム現像したら、ご覧に入れたく思いますが、
そういやこのレンズを買って約30分後、OM-4のメーター表示が出なくなったのです。
あれ?とレリーズボタン押すもシャッターも切れない。
電子シャッターにつきものの電池切れでした。
たしか買ったとき入っていたテスト用電池のはず、なので切れても仕方ないかなー、でも早い気が。
OM-4前期型には、バッテリの消耗が激しい欠点が指摘されていますが、今後使いながらウォッチしていこうと思います。


はなしは変わって、きのう詩誌2冊が郵便で届きました。
いつも(といってもころな禍で2年ちかくお会いしてないですが)お世話になっている詩人さんからでした。
早速お礼を一筆書いたので、あす郵便局に持っていきます。
いっつの間にか筆不精になり下がったおしゃま、実にひさびさの、みじかいですがお手紙かいたのです。
思えばネット環境なかったころは暇なし手紙書いてたっけ。恩師や友人たちに送り付けて(とはおおげさな)ましたな。

62円切手(いまのはがき用ではないよ。昔の)2枚貼って出そう思ってたら見つかりません。泣く泣く新しい切手買いますよ。

2021/10/31

コシナ20㎜f3.8 使ってみたら

OM-4の固めのシャッターダイヤルもややこなれてきた気がいたします。おしゃまです。
以前使用しておりましたOM-4は後期型でしたが、シャッターダイヤルが鬼のように固くて、たしかお店の保証期間中に調整を依頼した記憶があります。もうその個体は手放したので定かな記憶ではありませんが…これから寒くなったらいまの個体もどうなるか。

さて、noteに上げていないカットをこちらでご覧いただきましょう。
レンズはコシナ20㎜f3.8、いまはまだこれ1本しか保有してないOMマウントレンズです。


お店を出てすぐファインダーをのぞいて、急いで外でLOMO400を詰めたのですが、その結果1コマ目は衝撃の感光ぶりでした。




このあとすぐ用があっていつもの純喫茶・星港夜へ。
0.2mまで寄れるレンズで、開放付近での撮影でしたのでピントが不安でしたが、被写界深度が深いためかそんなに外してはいませんね。
もっともノートに書いてある文字は判読どころか写ってない?!
まあ夜の店内ですからこんなものでしょうか。




(超)広角っぽい、その効果のよくわかる? 急坂を上から撮ってみましたが、実際より急にはみえない、むしろ平坦なように錯覚してしまいませんか。空の青が鮮やかですね。UVフィルタは付けてますが、色彩の濃ゆい感じがなかなか好ましいです。



橋桁のわきの朽ちかけた鉄管が気になりましたが、やはり小さくしか写っていませんね。


とかく歪曲がどうとか、色調がどうとか、光量落ちがなどとけなされがちなレンズですが、そういう正確さはデジに求めればいいのであって、むしろこういうクセ玉ともいえる個性的なレンズはおもしろいとおしゃまは思いました。
とはいえ正統派、純正のZUIKOレンズもいずれ使ってみたいです。
でも日本光学やきやのん、旭光学に比べると流通量は少ないのかな? 相対的に安いのかどうか気になりますが。



もうあすから11月、ひと晩ねて起きたら世のなかどう変わっているか、変わってないのか確かめましょう。おしゃまみたいな万年アウェイな人間にとっては、非常に今後にかかわってきますのでね。

 


2021/10/21

コシナワイドアングル 20mmf3.8を買う

これだと決めたら一気に進む、おしゃまです。
カメラ買うときのことですが…笑

オリンパスOM-4をふたたび迎え入れて、さてレンズは?というわけで、たまたま在庫があった、信州中野のメーカーコシナ製の、20㎜f3.8という超広角レンズにしました。



いつごろの製品か不明なのですが、銀塩のOMマウントが現役の時代ですから、おそらく昭和時代でしょう。
web上であまりいい評判をみない…というか割とけなされているレンズですが、20㎜という焦点距離のレンズとしては安価だと思いましたので、オリンパス純正レンズより先にこっちを買いました。

いろんなマウントで発売されていたようですが、OM-4とのマッチングというかバランスは良いと思いました。
フィルター径が62㎜もあるのですが、そのためかテーブルの上に置くとちゃんと「正座」してくれます。

超広角というと、誇張された世界である云々とよく言われていますが、
そうなんでしょうか?
人間の肉眼、わりとシームレスに広い画角であるような意識があるもので、50㎜の標準レンズが人間の視覚に近い、という説明がピンとこないおしゃまには、こっちの方が自然に思えます。まあ遠近感でいえばたしかに違うのでしょうが…夕暮れの街でファインダーをのぞいてみて、感動にちかいものを覚えたのは事実です。ひさびさにOMの明るく大きいファインダーでみたからでしょうか。暗くなりかけでしたのでピントは不安ですが…

いずれ現像が上がったら何枚かお見せしたく思います。







2021/10/20

カメラがあると元気が出ます。近況

 けさ5日ぶんの洗濯物を外に出してでかけたら、あいほんの防災速報アプリから西の大雨の通知がばんばん来まして、仕事がおわって東からかえる頃には雨雲軍団が波状攻撃をかけてくる始末。もちろん帰宅しても洗濯物なんか部屋に入れられない……みなさまは如何だったでしょうか。おしゃまです。

こっそり市内数か所で配布した「おしゃま画報」vol.7掲載の、最近わたしが描いた絵が一部でウケているようで、春日町のマゼランさんのblogでかるく紹介していただいたりして、なんだかふしぎな気分です。

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先日ローライ35を手放してしまいました。
じぶんで奥とかにだせばまるまる収益が得られるのはわかっているのですが
買うのはよくても売る方はなぜかハードルが高く、今回も買取に持って行ってそれなりの金額でした。
スローシャッターが不安定だと言われたのが意外で、出番が減るうちに調子が落ちてしまったのかも知れません。知らずにもし出品とかしてたらめんどうなことになってたかも。

それで、こんどはまた別の一眼レフを買いました。
以前使っていて、一旦手放したのと同じ機種です。
きょうの段階でまだレンズを調達できてないので、詳細は伏せておきますが
「歳だから」云々としばらく前に言ってたのに、やはりいろんなレンズが使いたくて、それも中古なのに買えない価格では意味がないので、純国内ブランドの一眼レフに回帰してしまいました。

手ばなしたときの理由に「わたしには使いこなせない」というのがあったのですが。
ローライをドナドナしてから見せてもらった某AF一眼レフ、なんと2千円台のプライスでしたが、手にとってもどこをどうしたらいいのかさっぱりわからず、すぐ返してしまいました。取説よまないとシャッター押すだけしかできないというのは、むろんわたしが無知なせいもあるものの、直感的に使い方がわかるMF一眼レフとは根本がちがう気がしました。
こんどのカメラは、当時の(もうすぐ40年前)フラッグシップ機で高機能でありながら操作系は明快なので、とても気に入っています。うまく使いこなせなかったのは、精神的余裕と時間的余裕がなかったからかな……

ともかくも、これからまた働いてもらうカメラが鞄に入っているだけで、気持ちが上がります。快い適度な緊張感がわいてきます。

2021/09/20

秋の夜長に、溜めていた宿題


きのう写真屋さん≫チフリグリ≫一旦帰宅して昼食≫SARP>マゼランと飛びまわり
つかれて夜は20時過ぎにはうとうとしてねてしまいました。

けさは祝日、午前中に西友で食料品買ってきてあとはくたーっとして、昼食後はねていました。

ねている間にamznに注文していたものが届いていました。


かねてからネガフィルムの整理…撮影済みのね…やらなきゃと思いつつ、手付かずでした。
ネガ封筒のまま専用の箱に保存しているという友人もいますが、箱に入れるのはいったん必要があって抜き出すとあと収拾がつかなくなるんですよね。

なのでwebでみたこのポケットを試すことにしました。
市販の30穴ファイルにファイリングできます。

開封するとこんな感じ。グレーの台紙はたぶん仕切りでしょう。
これで両面4箇所に収納できます。


さっそく入れてみました。
ひとまず新しい方から…古い方から探していくとなると最初から挫折するよ…
それでも間に挟まるはずのネガがすぐみつからず、なかなか難航しそうな気配。


お店スキャンでデータ化するようになった後は、PCにフォルダをつくって保存しているので順番はわかるのです。
現物を探すのに手間取る始末。


あと お知らせです。
来週29日からはじまる、せんだい21アンデパンダン展2021
ことしはエントリしませんでした。
7月末頃って、五輪ピックで取り返しのつかない世界になるんじゃないかと思っていましたから。
それにだいぶ近いことにはなりましたよね。

ついに責任をとることなく去っていくあの人には、腐った生卵でもなげてやりたいです。

それはともかく。
またおしゃま画報最新号つくらなくちゃとも思います。



2021/09/05

秋の訪れが早い、気がします。近況

気がつけばもう9月…

やはり五輪ピックで世のなかめちゃくちゃになりましたね。
みなさまつつがなくおすごしでしょうか、おしゃまです。

先月、夏の詩を一篇書き上げましたが
来年の然るべき時期まで寝かせておきます。

ことしは秋の訪れがストレートですよね。
もっともだいぶ前はこんなでしたっけ。
この十数年の暑い9月が異常だった気がします。

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このたび、中古の原付を購入しました。
ホンダAF67、2012年製造のものですが
バイク屋さんでちゃんと整備してもらったので、快調そのものです。
タイヤ、バッテリ等は新品。

通勤使用前提でしたので、機関がご機嫌ななめではしゃれにならないので
少し(おしゃまとしては)値が張りましたが思い切って出費しました。

十数年ぶりに乗る原付バイク(スクータ)ですが
意外にもどっしり安定してるし、「パワーがない」ってみなさまおっしゃいますが
想像以上によく走ります。ぜんぜん不足には感じない。

燃費は、カタログデータだとすごい数値が出ています.
きょう初めて給油したら、リッター46.3k。
いい線いってる気がします。

***

2輪車で移動することになり、困ったのは鞄ですね。
後ろにボックスを格安でつけてもらったのですが、耐荷重は3kと書いてある。
メットインボックス(シート下)には高さのあるものは入れにくいし
エンジンと隣接してるので生ものなどは入れられない。
従来の肩掛け鞄を後ろに入れると、食料品買ってかえるわけにはいかない。
結局だいぶ以前にお役御免にして、アルファ米など詰め込んでいた
背負い鞄をサブとして使うことにしました。
それと、カメラ専用だった小さいショルダーバッグに必需品を入れて
分散させる作戦に出ました。

通勤で使うので、仕事を持ち帰るとかしない(いまそんな時代じゃないけど)にしても
A4の書類は入らないと困るのです。

公共交通機関で移動してたので、背負い鞄なんて使いにくいものはと避けていましたが
原付移動ではそうはいかないね。
もちろん移動手段によって鞄も使い分けます。そういう柔軟さは持ってるつもりです。

2021/07/18

ラジオの話しなど

毎週「赤江珠緒たまむすび」月曜日をradikoプレミアム+タイムフリーできいています。

最近はいつも週末か、聴取期限の月曜日の昼休みからききたいコーナーだけ、という困ったリスナーではありますが。。。

月曜の15時台は小田嶋隆さんが出演されて、赤江さんやカンニング竹山氏と時事ネタでおしゃべりをしているのです。

小田嶋さんレギュラーの番組は、TBSラジオ以前は東京FMの夜のニュース番組の木曜日にあったのだが、番組ごとなくなって(その後時間帯は変わったが復活してる。どういうことだ)デビュー以来のファンとしてはさびしい思いをしていたら、なぜ知ったかわすれてしまったけど月曜日のたまむすびに出演されていて、紹介される短文のコラムも舌鋒鋭く、いいなあと思ってしまう。

ちと横道にそれてしまうが、j-WAVEで2001年から続いていた「JAM THE WORLD」も、司会をのぞく出演者全員(津田大介、青木理、安田菜津紀、堀潤の各氏)降板させられて、番組はジャーナリスティックな要素をほぼ脱色されてしまった。なので「リニューアル」初日途中で早々にチューニングを変えた。二度ときかないだろう。いったいなにに屈服したのか。

おしゃまがひとり暮らしを始めた16年前にはもうスタートしていて、まだradikoがなかったので地元のコミュニティFMで自前の番組がない時間帯は大半がJ-WAVE流していたので、当初からTVなし生活をしていたわたしのよき情報源となりました。んで自室にインターネット開通してからradikoが始まるまではウェブサイトでストリーミングしてましたが、そののちradikoプレミアムがスタートしてすぐ有料会員になりました。

でジャムですが、歴代出演者たぶん数十人以上になるのでは…
印象に残っているのは遥洋子さん、高瀬毅さん、なくなられてしまった竹田圭吾さん、あとはwikipediaみて思い出すくらいですが、多士済々、左の人もいれば右の人もいたんですよね。

政権による言論弾圧はいい加減終わりにしてほしいけど、おわらないことはないですから。(人の命は有限、その点に於いては誰もが平等です)

さて、大事なことを先に言っておいて、あとは思い出を交えて思うままに。

でっ7月12日のたまむすび、小田嶋さんが取り上げていたコラムの一本は
「横断歩道で手を挙げるのは効果がある」という話題でした。

「手を挙げて横断歩道を渡りましょう」をツービートが三回転くらいひねった挙句に
「赤信号みんなで渡れば怖くない」が生まれたのだと思いますが、
子供時代うちでは土曜夜はドリフターズ一辺倒だったので(父親の趣味で)、母親が週末ごとにキレていた記憶しかないけど、「ひょうきん族」は見た覚えがないのです。
当時の漫才みても小学校入りたての洟垂れに意味わかるわけないので、だいたい後からきいた話しからの邪推です。
もっともまだビートたけしも若手だったから番組ではパシリ的役回りで出演してるのもみかけた記憶があります。

むかしは道路渡るときにドライバーにらみつけて「止まれよ。」という勢いでしたが
歳のせいかな? 人格が丸くなったからかそんなむちゃはしなくなりました。

**

いまはJ-WAVEは週に一回、日曜20時の「TRAVELLING WITHOUT MOVING」をきくだけです。放送開始からほぼ毎週きいてるのではないかな。
とにかくオンエアされる楽曲がとてもいい。野村訓市さん(おしゃまと同い年です)のとつとつとしたクールな語り口、そして
世界中を旅してきたかれと、メッセージを送ってくるリスナーの尽きない旅のエピソードをきいていると、サザエさん症候群なるものとは無縁でいられる。心地よい一時間です。


最近はTBSラジオと、FM802と姉妹局FM COCOLOの番組ばかりきいてますが、
そのことはまたいずれ。

2021/07/11

ひさしぶりに、列車に乗って(県内です)

ぼやぼやしているうちに7月も半ばじゃないですか!
近況ですが…
月初めに故障して起動しなかったデスクトップPCにWindows10を
インストールし直したらあっさり治りました。
PCいじるには初心者以前に基本を知らないおしゃまですが
ぐーぐる先生頼りにやったらできるものですね。
もっとも基本あやふやなままHDD増設して パーテーションいじったら
故障したわけで…もう一台正常なノートPCあったから インストールディスクも
作れたわけでね。

さて 一部の写真はnoteに先に上げたのですが
6月下旬のある週末、ある無人駅を訪問してきました。
仙台から電車で40分余。でも片道770円だかしましたねえ。でも県内ですよ県内。





降りてみたのは東白石駅です。
だいぶ前、悪天候の日に通りがかり、下りホームが河岸ぎりぎりの位置にあるのが
印象に残っていて、写真的にもいろいろ現地でやってみたかったのですが。



当然といえば当然だけど ホーム上で白石川をバックにして三脚立てて139Qで
自撮りというのはあきらかにむりでした。
駅を出て 対岸の公園にトイレがあるようだったので 東(北かな?)側の橋をわたって
梅雨にしては天気も良かったしいい散策になったのですが、公園の隣には慰霊碑が…
約40年前の小学生だったおしゃまは、社会科の時間に郷土の歴史の勉強があったのですが 副読本に、大昔に川で溺れた児童を助けようとして殉職した女性教諭の事故が載っていまして、その現場がこの白石川だったのでした。
慰霊碑とか見ると涙腺が決壊しそうになるおしゃまは、なので慰霊碑の写真なぞ撮れず。

ひとりでこの辺はじめて通過したのは、受験で福島県内に普通列車で向かったときではないかと思われ、小学3,4年の記憶なんてもうすっ飛んでるし、県内とはいえ当然土地勘もない遠方の話だったので、まさかいまごろ、偶然ですが現地に行くとは思わなかったです。
白石川は結構川幅も広く とうとうと水量も豊かで 落ちたりしたらそれこそ危険そうで またわたしが渡った橋は近かったものの 駅付近から白石方面をみても橋なんかみえなくて…で駅の対岸は民家もそこそこありますがどうやら蔵王町らしく 東白石といえどここはどこ?的なところで駅側の周辺に民家はわずか。まさかそんな人いないと思うけれど間違って降りたら大変そうでした。

ちなみに受験は郡山だったのですが、新幹線代もらっていたにも拘らず鈍行列車に乗って特急料金を浮かせ、着いてから駅前の昼なのに暗いアーケード街の書店で岸田衿子さんのエッセイ集と、たしか宮迫千鶴さんの本も買った記憶あり。そんなだったので当然不合格になりましたが、おかげでその後(補欠で)盛岡に行くことができましたし、歯学部の学生が巾をきかせていたという郡山の某大学の文学部はその後不祥事で潰されてしまいましたので、行かなくて良かったです。世のなかなにがあるかわかったものじゃないですね。笑

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